特許
J-GLOBAL ID:201603012728732066

符号化方法および符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 新居 広守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-118388
公開番号(公開出願番号):特開2016-187206
出願日: 2016年06月14日
公開日(公表日): 2016年10月27日
要約:
【課題】圧縮率を向上する符号化方法を提供する。【解決手段】この符号化方法は、参照動きベクトルを選択する選択ステップと、時間動きベクトルを導出する導出ステップとを含み、選択ステップでは、(i)前方参照ピクチャに対して、参照ブロックが前方参照動きベクトルと後方参照動きベクトルを有している場合には、後方参照動きベクトルを選択し、前方参照動きベクトルのみを有している場合には、前方参照動きベクトルを選択し、(ii)後方参照ピクチャに対して、参照ブロックが前方参照動きベクトルと後方参照動きベクトルを有している場合には、前方参照動きベクトルを選択し、後方参照動きベクトルのみを有している場合には、後方参照動きベクトルを選択し、導出ステップでは、参照ブロックが参照動きベクトルを有しない場合には、時間動きベクトルを導出しない。【選択図】図5
請求項(抜粋):
動画像に含まれる対象ブロックを符号化する符号化方法であって、 前記対象ブロックに対して、参照方向フラグに基づいて前方参照ピクチャ又は後方参照ピクチャのいずれか一つの参照ピクチャを時間動きベクトル導出用ピクチャとして特定する特定ステップと、 前記特定した参照ピクチャの参照ブロックが有する1つの参照動きベクトルを選択する選択ステップと、 前記選択ステップにおいて選択された1つの参照動きベクトルを用いて、前記対象ブロックの時間動きベクトルを導出する導出ステップと、 前記導出した動きベクトルを用いて前記対象ブロックをインター予測することで符号化する符号化ステップと、を含み、 前記選択ステップでは、 (i)前方参照ピクチャである前記参照ピクチャに対して、 前記参照ブロックが第1の参照動きベクトルである前方参照動きベクトルと第2の参照動きベクトルである後方参照動きベクトルを有している場合には、前記第2の参照動きベクトルを選択し、前記第1の参照動きベクトルのみを有している場合には、前記第1の参照動きベクトルを選択するように切り替え、 (ii)後方参照ピクチャである前記参照ピクチャに対して、 前記参照ブロックが第1の参照動きベクトルである前方参照動きベクトルと第2の参照動きベクトルである後方参照動きベクトルを有している場合には、前記第1の参照動きベクトルを選択し、前記第2の参照動きベクトルのみを有している場合には、前記第2の参照動きベクトルを選択するように切り替え、 前記導出ステップでは、前記参照ブロックが前記第1の参照動きベクトル及び前記第2の参照動きベクトルのいずれも有しない場合には、前記時間動きベクトルを導出しない、 符号化方法。
IPC (1件):
H04N 19/52
FI (1件):
H04N19/52

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