特許
J-GLOBAL ID:201603012867855229

ボイラ炉壁管の硫化腐食予測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 梶 良之 ,  須原 誠 ,  一角 哲也
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-111022
公開番号(公開出願番号):特開2014-228258
特許番号:特許第5990811号
出願日: 2013年05月27日
公開日(公表日): 2014年12月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】 微粉炭を燃料とするボイラの炉壁管の腐食量を用いて前記炉壁管の硫化腐食度合いを予測するボイラ炉壁管の硫化腐食予測方法において、 前記ボイラ内に前記ボイラの炉壁に沿って設けた解析対象領域において、前記微粉炭の燃焼時に生成される全ての化学種の中から計算対象となる化学種を限定して、反応流体計算を行う反応流体計算ステップと、 熱力学平衡計算により、前記反応流体計算で得ることが可能な化学種のガス濃度と、前記腐食量を算出するのに必要であって、前記反応流体計算では得ることができない特定化学種のガス濃度との濃度関係式を求める濃度関係式導出ステップと、 前記炉壁管を形成する金属材料の高温腐食試験により、前記炉壁管の温度と、前記特定化学種のガス濃度と、経過時間との関係式である腐食速度式を求める腐食速度式導出ステップと、 前記反応流体計算の結果に基づいて、前記解析対象領域における温度分布、および、前記反応流体計算で得られた化学種の前記解析対象領域におけるガス濃度分布を算出する温度・濃度算出ステップと、 前記温度・濃度算出ステップで算出した温度分布およびガス濃度分布と、前記濃度関係式とを用いて、前記解析対象領域における前記特定化学種のガス濃度分布を算出する濃度算出ステップと、 前記腐食速度式と、前記炉壁管の温度と、前記濃度算出ステップで算出した前記特定化学種のガス濃度分布とを用いて、前記解析対象領域における前記腐食量の分布を算出する腐食量算出ステップと、 前記腐食量算出ステップで算出した前記腐食量の分布を用いて、前記解析対象領域における前記炉壁管の硫化腐食度合いの分布を予測する予測ステップと、 を有することを特徴とするボイラ炉壁管の硫化腐食予測方法。
IPC (3件):
F22B 37/38 ( 200 6.01) ,  G01N 17/00 ( 200 6.01) ,  F22B 37/02 ( 200 6.01)
FI (3件):
F22B 37/38 E ,  G01N 17/00 ,  F22B 37/02 D

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