特許
J-GLOBAL ID:201603012999507718
静電容量式タッチパネル
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
早崎 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-052689
公開番号(公開出願番号):特開2016-173685
出願日: 2015年03月16日
公開日(公表日): 2016年09月29日
要約:
【課題】通常の入力操作の入力操作位置を高速に高精度に検出し、マルチタッチ操作を検出した場合には、入力操作体が入力操作面に触れる前に、ゴースト発生の問題がない相互容量方式の入力操作に切り替える静電容量式タッチパネルを提供する。【解決手段】通常の入力操作は、第1検出回路を動作させて検出電極に表れる第1交流検出信号の受信レベルViから直接検出電極と入力操作体間の距離dを求めて入力操作位置を検出し、第1検出回路でマルチタッチ操作を検出した場合には、相互容量方式の第2検出回路を動作させて入力操作位置を検出するので、ゴースト発生の問題がなく、マルチタッチ操作の各入力操作位置を検出できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
絶縁基板の入力操作面に沿って第1方向に配線される複数の第1検出電極と、
前記入力操作面に沿って第1方向と交差する第2方向に配線される複数の第2検出電極と、
第1検出電極と第2検出電極の各検出電極と入力操作体との相対電位が変動する第1交流検出信号を発信する第1発信手段と、前記各検出電極と入力操作体間の静電容量を介して、前記各検出電極に表れる第1交流検出信号の受信レベルを検出する第1信号検出手段とを有し、前記各検出電極毎に検出した第1交流検出信号の受信レベルをもとにその検出電極と入力操作体間の距離を求め、各検出電極の入力操作体との距離を比較して入力操作体の入力操作位置を検出する第1検出回路と、
複数の第1検出電極へ順に第2交流検出信号を発信する第2発信手段と、第1検出電極と第2検出電極間の静電容量を介して、第2交流検出信号を発信した第1検出電極に交差する複数の各第2検出電極に表れる第2交流検出信号の受信レベルを検出する第2信号検出手段とを有し、入力操作体が接近し受信レベルが変化する第1検出電極と第2検出電極の絶縁基板上の交差位置から、入力操作面上の入力操作体の入力操作位置を検出する第2検出回路と、
第1検出回路が2以上の入力操作体による入力操作位置を検出した場合にマルチタッチ操作と判定する判定手段と、
判定手段の判定結果によって第1検出回路と第2検出回路のいずれかの動作に切り替える切替制御回路とを備え、
判定手段がマルチタッチ操作と判定しない場合には、第1検出回路を動作させて入力操作面上の入力操作体の入力操作位置を検出し、
判定手段がマルチタッチ操作と判定した場合には、第2検出回路を動作させて入力操作面上の2以上の入力操作体の入力操作位置をそれぞれ検出することを特徴とする静電容量式タッチパネル。
IPC (2件):
FI (3件):
G06F3/041 590
, G06F3/041 512
, G06F3/044 126
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