【請求項1】 以下の(A)〜(D1)の工程をこの順に含む、ロール状フィルムの良否判定方法。
(A)フィルムがロールに巻かれた状態のロール状フィルムに対して、測定に利用する測定孔を、ロール表面から数えて3枚以上であって後工程の測定用フィルム採取工程(B)で必要となる測定孔に対応した枚数以上のフィルムを貫通するように、幅方向において、中央部と、両端部の少なくとも3箇所に形成する、測定孔形成工程。
(B)ロール状フィルムのロールからフィルムを巻き出して、流れ方向では、前記測定孔をフィルム先端から流れ方向にロールに向かって数えて、2番目から5番目までのいずれかの測定孔と、当該測定孔のその次の測定孔とを、流れ方向の両端部に含み、かつ、幅方向では1個の測定孔を幅方向中央部に含む、短冊形状の測定用フィルムを採取する測定用フィルム採取工程。
(C)前記測定用フィルムの各々について、流れ方向両端部の測定孔間の長さLを計測する長さ計測工程。
(D1)前記各々の測定用フィルムに対する前記長さLについて、最大値をLmax、最小値をLminとしたときに、下記〔式1〕で定義されるバラツキ指数Dfを算出し、
バラツキ指数Df={(Lmax-Lmin)/Lmin}×1000 〔式1〕
下記a)又はb)のいずれかにより良否を判定する、バラツキ指数良否判定工程。
a)バラツキ指数Dfが、判定基準Sf以下(Df≦Sf)のときは良、判定基準Sfを超過(Df>Sf)のときは否と判定する。
b)バラツキ指数Dfが、判定基準Sf未満(Df
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
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