特許
J-GLOBAL ID:201603013561991400

吸収式冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人R&C
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-044775
公開番号(公開出願番号):特開2016-180583
出願日: 2016年03月08日
公開日(公表日): 2016年10月13日
要約:
【課題】運転に要するエネルギーの少ない吸収式冷凍機を提供する。【解決手段】再生器3は、膜分離器31と、冷媒液分離器32と、を備え、膜分離器31は、吸収液供給部31bと、ドロー溶液供給部31cと、再生液排出部31dと、希釈ドロー溶液排出部31eと、を備え、冷媒液分離器32は、分離槽32aと、冷媒液返送部32bと、ドロー溶液返送部32cと、を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
冷媒液を冷媒蒸気へと蒸発させて気化冷熱を得る蒸発器と、前記蒸発器で発生した冷媒蒸気を吸収する吸収液を備えた吸収器と、前記吸収器において冷媒蒸気を吸収した吸収液から冷媒液と当該冷媒液が分離された再生液とを得る再生器と、を備えた吸収式冷凍機であって、 前記再生器は、膜分離器と、冷媒液分離器と、を備え、 前記膜分離器は、冷媒透過性の分離膜と、前記吸収器において冷媒蒸気を吸収した吸収液を前記分離膜の一方面側に供給する吸収液供給部と、下限臨界溶解温度を有する感温性高分子を含有するドロー溶液を前記分離膜の他方面側に供給するドロー溶液供給部と、前記分離膜の一方面側に存在する吸収液から前記分離膜を介して冷媒液が当該分離膜の他方面側に移行することで分離された再生液を、前記分離膜の一方面側から前記吸収器側に排出する再生液排出部と、前記分離膜の一方面側に存在する吸収液から前記分離膜を介して冷媒液が当該分離膜の他方面側に移行することで感温性高分子濃度が希釈された希釈ドロー溶液を、前記分離膜の他方面側から前記冷媒液分離器へ排出する希釈ドロー溶液排出部と、を備え、 前記冷媒液分離器は、前記希釈ドロー溶液排出部から排出される希釈ドロー溶液を下限臨界溶解温度以上に加熱して感温性高分子と冷媒液とに二相分離する分離槽と、前記分離槽で分離された冷媒液を前記蒸発器に供給する冷媒液返送部と、前記分離槽で冷媒液が分離されて感温性高分子濃度が濃縮再生されたドロー溶液を前記膜分離器における前記分離膜の他方面側に供給するドロー溶液返送部と、を備える吸収式冷凍機。
IPC (1件):
F25B 15/14
FI (1件):
F25B15/14
Fターム (2件):
3L093BB40 ,  3L093EE24

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