特許
J-GLOBAL ID:201603014090020660

メカニカルブレーキ付き歯車機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 曾我 道治 ,  梶並 順 ,  田口 雅啓 ,  大井 一郎 ,  光永 和宏
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-168177
公開番号(公開出願番号):特開2014-025564
特許番号:特許第5987141号
出願日: 2012年07月30日
公開日(公表日): 2014年02月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】 互いに間隔を設けて離間する第1、第2固定部材(20,21)と、前記第1、第2固定部材(20,21)間に第1、第2軸受(22,23)を介して回転自在に設けられた入力歯車体(24)と、前記入力歯車体(24)の入力歯車部(24a)の厚さ方向に貫通して形成された複数の入力用貫通孔(32)と、前記各入力用貫通孔(32)の近傍に形成され前記入力歯車体(24)の右回転及び左回転に対して上りのみのテーパ状となる第1テーパ部(40)及び第2テーパ部(41)と、前記入力歯車体(24)の軸部(3)の外周で前記第2固定部材(21)側に配設された出力歯車体(27)と、前記出力歯車体(27)の出力歯車部(27a)の厚さ方向に貫通すると共に前記各入力用貫通孔(32)に対応して形成された複数の出力用貫通孔(28)と、前記第2固定部材(21)に形成され前記各出力用貫通孔(28)と対応する停止用孔(21a)と、前記入力歯車体(24)の前記入力用貫通孔(32)と前記出力用貫通孔(28)を貫通するように設けられたブレーキピン(30)と、前記ブレーキピン(30)の先部に形成され前記第1、第2テーパ部(40,41)と摺接する球状体(31)と、前記入力歯車体(24)と出力歯車体(27)との間で前記各ブレーキピン(30)の外周に設けられたコイルスプリング(13)と、を備え、 前記入力歯車体(24)にトルク入力がない場合、前記球状体(31)が前記各テーパ部(40,41)の間に位置していると共に、前記各ブレーキピン(30)の後部(30a)が前記各出力用貫通孔(28)を貫通して前記停止用孔(21a)内に位置していることにより、前記入力歯車体(24)はブレーキ作動状態が保持され、 前記入力歯車体(24)にトルク入力がある場合、前記球状体(31)は前記各テーパ部(40,41)から抜け出して前記入力歯車体(24)の外に突出し、前記各ブレーキピン(30)の後部(30a)は前記各停止用孔(21a)から離脱し、前記出力歯車体(27)は前記入力歯車体(24)と共に回転するように構成したことを特徴とするメカニカルブレーキ付き歯車機構。
IPC (6件):
F16D 65/14 ( 200 6.01) ,  F16D 59/02 ( 200 6.01) ,  F16D 63/00 ( 200 6.01) ,  B60T 1/06 ( 200 6.01) ,  F16D 121/16 ( 201 2.01) ,  F16D 127/02 ( 201 2.01)
FI (6件):
F16D 65/14 ,  F16D 59/02 ,  F16D 63/00 H ,  B60T 1/06 G ,  F16D 121:16 ,  F16D 127:02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭59-192073

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