特許
J-GLOBAL ID:201603014605866320

向上ダイナミックレンジをもつ超高精細度ビデオ信号のための後方互換な符号化

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊東 忠重 ,  伊東 忠彦 ,  大貫 進介
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-550410
公開番号(公開出願番号):特表2016-506184
出願日: 2013年12月04日
公開日(公表日): 2016年02月25日
要約:
超高精細度(UHD)解像度および高または向上ダイナミックレンジ(EDR)データの両方をもつビデオ・データが後方互換な層構成にされたストリームにおいて符号化される。これは、レガシーのデコーダがHD標準ダイナミックレンジ(SDR)信号を抽出することを許容する。基本層HD SDR信号に応答して、別個のルーマおよびクロマ予測モデルを使って、予測された信号が生成される。ルーマ予測器では、予測された信号のルーマ・ピクセル値は、基本層のルーマ・ピクセル値のみに基づいて計算される。一方、クロマ予測器では、予測された信号のクロマ・ピクセル値が、基本層のルーマおよびクロマ・ピクセル値両方に基づいて計算される。入力UHD EDR信号および予測された信号に基づいて残差信号が計算される。基本層および残差信号は別個に符号化されて、符号化されたビットストリームを形成する。互換な二層デコーダも提示される。
請求項(抜粋):
後方互換な層構成にされたストリームにおいて入力ビデオ・データをエンコードする方法であって: 第一の空間解像度および第一のダイナミックレンジをもつ第一の信号にアクセスする段階と; 第二の空間解像度および第二のダイナミックレンジをもつ第二の信号にアクセスする段階であって、前記第二のダイナミックレンジは前記第一のダイナミックレンジより低い、段階と; 前記第二の信号に応答して、プロセッサにより、ある好ましい符号化カラー・フォーマットをもつ基本層信号を生成する段階と; 前記第一の信号に応答して、前記プロセッサにより、前記第二の空間解像度、前記第一のダイナミックレンジおよび前記好ましい符号化カラー・フォーマットをもつ参照予測信号を生成する段階と; 前記参照予測信号のルーマ・ピクセル値および前記基本層信号のルーマ・ピクセル値に応答してルーマ予測器のためのルーマ予測係数を計算する段階と; 前記参照予測信号のルーマおよびクロマ・ピクセル値および前記基本層信号のルーマおよびクロマ・ピクセル値両方に応答してクロマ予測器のためのクロマ予測係数を計算する段階と; 前記基本層信号および前記ルーマおよびクロマ予測係数に応答して、前記ルーマ予測器および前記クロマ予測器を使って前記第一のダイナミックレンジをもつ予測された信号を生成する段階と; 前記第一の信号および前記予測された信号に応答して残差信号を生成する段階と; 前記基本層信号に応答して基本層エンコーダを使って符号化された基本層ストリームを生成する段階と; 前記残差信号に応答して向上層エンコーダを使って符号化された向上層ストリームを生成する段階とを含む、 方法。
IPC (2件):
H04N 19/33 ,  H04N 19/36
FI (2件):
H04N19/33 ,  H04N19/36
Fターム (14件):
5C159LA02 ,  5C159LB05 ,  5C159LB15 ,  5C159MA16 ,  5C159MA32 ,  5C159MA34 ,  5C159MD03 ,  5C159PP15 ,  5C159PP16 ,  5C159SS03 ,  5C159SS20 ,  5C159SS26 ,  5C159UA02 ,  5C159UA05

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