特許
J-GLOBAL ID:201603014930804985

誘導ラマン散乱計測装置およびその計測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 藤元 亮輔 ,  水本 敦也 ,  平山 倫也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-218070
公開番号(公開出願番号):特開2016-085123
出願日: 2014年10月27日
公開日(公表日): 2016年05月19日
要約:
【課題】試料に照射されるパルス光の強度の変動を防ぎ、試料本来の誘導ラマン散乱計測を行うことができる誘導ラマン散乱計測装置および計測方法を提供する。【解決手段】 第1および第2のパルス光のうち少なくとも一方を受光することで生じる2光子吸収に応じた信号を出力する光検出手段と、第1および第2のパルス光の各々を、試料に照射するパルス光と光検出手段に照射するパルス光とに分割する光分割手段とを有する。さらに、第1のパルス光を光検出手段に対して照射位置および照射タイミングが第2のパルス光と重なるように照射する第1の状態と、第1のパルス光を光検出手段に対して照射位置および照射タイミングの少なくとも一つが第2のパルス光と重ならないように照射する第2の状態とを周期的に発生させる光学機構とを有し、光検出手段の出力に基づいて、上記変調された光の強度を計測する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1のパルス光と前記第1のパルス光とは異なる波長の第2のパルス光とを試料に照射することで、誘導ラマン散乱により変調された光の強度を計測する誘導ラマン散乱計測装置であって、 前記第1および第2のパルス光のうち少なくとも一方を受光することで生じる2光子吸収に応じた信号を出力する光検出手段と、 前記第1および第2のパルス光の各々を、前記試料に照射するパルス光と前記光検出手段に照射するパルス光とに分割する光分割手段と、 前記第1のパルス光を前記光検出手段に対して照射位置および照射タイミングが前記第2のパルス光と重なるように照射する第1の状態と、前記第1のパルス光を前記光検出手段に対して前記照射位置および前記照射タイミングの少なくとも一つが前記第2のパルス光と重ならないように照射する第2の状態とを周期的に発生させる光学機構と、を有し、 前記光検出手段の出力に基づいて、前記試料に照射される前記第1のパルス光の強度と前記第2のパルス光の強度との積が調整された場合の前記変調された光の強度を計測することを特徴とする誘導ラマン散乱計測装置。
IPC (1件):
G01N 21/65
FI (1件):
G01N21/65
Fターム (7件):
2G043EA03 ,  2G043FA02 ,  2G043GB11 ,  2G043GB21 ,  2G043KA08 ,  2G043KA09 ,  2G043LA01

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