特許
J-GLOBAL ID:201603015244131270

復号器及び符号器、並びに映像シーケンスを符号化する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 大塚 康徳 ,  高柳 司郎 ,  大塚 康弘 ,  木村 秀二 ,  下山 治
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-552023
公開番号(公開出願番号):特表2016-511952
出願日: 2013年12月18日
公開日(公表日): 2016年04月21日
要約:
映像シーケンスを符号化する符号器(80)、復号器(50)及び方法。符号器(80)は、先行参照ピクチャに対する指示を算出する(301)。先行参照ピクチャは、時間識別子が0である。符号器(80)は、先行参照ピクチャ、先行参照ピクチャの第1の参照ピクチャセットに含まれた全ての参照ピクチャ及び復号化順序で先行参照ピクチャに後続し且つ復号化順序で現在のピクチャに先行する全てのピクチャに対する指標の第1の集合を作成する(302)。長期参照ピクチャが、第1の集合において示された2つ以上のピクチャが長期参照ピクチャと同一の、ピクチャ順序カウントの最下位ビットの値を共有するピクチャ順序カウントの最下位ビットを有する場合、符号器(80)は、ピクチャ順序カウントサイクルに対するフラグを設定する(303)。復号器(50)は、現在のピクチャの参照ピクチャセットに含まれた長期参照ピクチャに対するピクチャ順序カウントの最下位ビットを取得する(305)。復号器(50)はフラグを取得する(306)。ピクチャ順序カウントサイクルが使用されないことをフラグが示し、かつ、最下位ビットが2つ以上の参照ピクチャと一致する場合、復号器(50)は、不適合のビットストリームであると判断する(307)。対応するコンピュータプログラムコンピュータプログラム製品が更に開示される。
請求項(抜粋):
符号器(80)が実行する、映像シーケンスを符号化するための方法であって、前記映像シーケンスの現在のピクチャを符号化する場合に、 先行参照ピクチャに対する指示を算出するステップ(301)であって、前記先行参照ピクチャは復号化順序において前記現在のピクチャよりも前に位置し、かつ、前記現在のピクチャに対して復号化順序で最近接する時間識別子が0の先行参照ピクチャである、ステップ(301)と、 先行ピクチャに対する指標の第1の集合を作成するステップ(302)であって、前記第1の集合は、 前記先行参照ピクチャの前記指示と、 前記先行参照ピクチャの第1の参照ピクチャセット(RPS)に含まれた全ての参照ピクチャに対する指標の第2の集合と、 復号化順序で前記先行参照ピクチャに後続し、且つ、復号化順序で前記現在のピクチャに先行する全てのピクチャに対する指標の第3の集合と を含むステップ(302)と、 前記現在のピクチャの第2のRPSにおける長期参照ピクチャがピクチャ順序カウントの最下位ビットを有し、かつ、前記第1の集合において示された2つ以上のピクチャが前記長期参照ピクチャと同一の、ピクチャ順序カウントの前記最下位ビットの値を共有する場合に、前記長期参照ピクチャに対するフラグを設定するステップ(303)であって、前記フラグは、前記第2のRPSにおける前記長期参照ピクチャを示すために、ピクチャ順序カウントサイクル及び前記ピクチャ順序カウントの最下位ビットを使用することを示すステップ(303)と、 を有することを特徴とする方法。
IPC (3件):
H04N 19/70 ,  H04N 19/31 ,  H04N 19/58
FI (3件):
H04N19/70 ,  H04N19/31 ,  H04N19/58
Fターム (7件):
5C159MA05 ,  5C159MA33 ,  5C159RB09 ,  5C159RC26 ,  5C159TC35 ,  5C159UA02 ,  5C159UA05
引用文献:
審査官引用 (7件)
  • AHG9: On RPS derivation and marking process for long-term reference pictures
  • Single inclusion of long-term reference pictures in RPS
  • AHG15: Fix for an unhandled long-term picture case
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