特許
J-GLOBAL ID:201603015322889761

蓄光顔料の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人みのり特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-024651
特許番号:特許第5967787号
出願日: 2016年02月12日
要約:
【課題】残光輝度特性及び耐水性に優れた蓄光顔料の製造方法を提供する。 【解決手段】アルカリ土類金属酸化物に希土類元素をドープさせてなる蓄光顔料原料粉末を準備し(工程A)、この原料粉末を、無機酸とリン酸塩を含む水溶液に加えて撹拌し、酸/リン酸塩処理を行い(工程B)、当該処理により得られた蓄光顔料を水で洗浄、もしくは、アルカリ水溶液で中和処理した後、乾燥を行う(工程C)。アルカリ水溶液を用いて中和処理を行う際、蓄光顔料を含む水溶液のpHを6.8〜7.2の範囲に調整することが好ましい。無機酸としては、塩酸、硝酸、硫酸が好ましく、リン酸塩としては、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素アンモニウム、リン酸水素二アンモニウムが好ましく、アルカリ土類金属酸化物としてはSrAl2O4、Sr4Al14O25が好ましく、希土類元素としてはランタノイド系希土類元素が好ましい。 【選択図】なし
請求項(抜粋):
【請求項1】 残光輝度特性及び耐水性に優れた蓄光顔料を製造するための方法であって、当該方法が、 工程A:アルミン酸ストロンチウム化合物にランタノイド系希土類元素をドープさせてなる蓄光顔料原料粉末を準備する工程、 工程B:前記蓄光顔料原料粉末を、塩酸、硝酸及び硫酸から選ばれた少なくとも1種の無機酸と、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素アンモニウム及びリン酸水素二アンモニウムから選ばれた少なくとも1種のリン酸塩を含む水溶液に加えて20〜30°Cの温度にて撹拌し、酸/リン酸塩処理を行う工程で、前記水溶液中の前記蓄光顔料原料粉末:前記リン酸塩の重量比率を100:4〜14とし、しかも、前記水溶液中の前記無機酸の量を、当該水溶液のpHが5.0以下となる量とすること、及び 工程C:前記酸/リン酸塩処理により得られた蓄光顔料を水で洗浄、もしくは、アルカリ水溶液で中和処理を行った後、乾燥を行う工程 を含むことを特徴とする蓄光顔料の製造方法。
IPC (4件):
C09K 11/08 ( 200 6.01) ,  C09K 11/64 ( 200 6.01) ,  C09C 3/06 ( 200 6.01) ,  C09C 1/40 ( 200 6.01)
FI (4件):
C09K 11/08 G ,  C09K 11/64 CPM ,  C09C 3/06 ,  C09C 1/40
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (10件)
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