特許
J-GLOBAL ID:201603015535644983

ウェイストゲートバルブの駆動機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 誠 ,  恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-228782
公開番号(公開出願番号):特開2016-089796
出願日: 2014年11月11日
公開日(公表日): 2016年05月23日
要約:
【課題】騒音の発生抑制と開閉機能の低下抑制との両立を図ることのできるウェイストゲートバルブの駆動機構を提供する。【解決手段】駆動機構は、一方の端部37aが回転シャフト36に固定されるとともに他方の端部がアクチュエータの駆動ロッド27aに相対回転可能に連結されたリンクプレート37を備える。リンクプレート37とハウジング40のボス部42との間に、回転軸L1周りで螺旋の一部をなすように捩れた形状の介設リング50を有する。弁体が開かれるときのリンクプレート37の回転方向を開方向とすると、介設リング50のリンクプレート37との接触面は、開方向側の部位ほどボス部42から離れる形状である。介設リング50は、リンクプレート37の回転位置が開方向側の回転位置になるほど回転軸L1方向での弾性変形の度合いが大きくなる。介設リング50は、回転軸L1周りでの回転を妨げるように回り止めされている。【選択図】図6
請求項(抜粋):
駆動ロッドを有し、同駆動ロッドを変位させるアクチュエータと、 タービンハウジングの貫通孔に挿通された状態で同タービンハウジングの内部から外部まで延びて、その内部側の端部に回転中心がウェイストゲートバルブの弁体の揺動軸になるように同弁体が固定された回転シャフトと、 前記回転シャフトの回転軸と交差する方向に延びて、同回転シャフトにおける前記タービンハウジングの外部側の端部に固定され、且つ、前記アクチュエータの駆動ロッドに対して相対回転可能な態様で同駆動ロッドに連結されたリンクプレートと、を備えるウェイストゲートバルブの駆動機構において、 前記リンクプレートと同プレートに対向する対向部材との間に、前記リンクプレートおよび前記対向部材の相対回転における回転軸周りにおいて螺旋の一部をなすように捩れた形状で延びる弾性部材が設けられ、 前記弾性部材における前記リンクプレートとの接触面は、前記弁体が開かれるときの前記対向部材に対する前記リンクプレートの回転方向を開方向とすると、開方向側の部位ほど前記対向部材から離れるように形成され、 前記弾性部材は、前記リンクプレートの回転位置が開方向側の回転位置になるほど前記対向部材に対する前記リンクプレートの相対回転における回転軸方向での弾性変形の度合いが大きくなるものであり、且つ前記対向部材に対する前記リンクプレートの相対回転における回転軸周りでの回転を妨げるように回り止めされている ことを特徴とするウェイストゲートバルブの駆動機構。
IPC (1件):
F02B 37/18
FI (2件):
F02B37/12 301B ,  F02B37/12 301L
Fターム (5件):
3G005EA16 ,  3G005FA11 ,  3G005FA42 ,  3G005GA02 ,  3G005GB27

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