特許
J-GLOBAL ID:201603015580960438

外科手術システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 進 ,  長谷川 靖 ,  篠浦 治
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2013061266
公開番号(公開出願番号):WO2013-161624
出願日: 2013年04月16日
公開日(公表日): 2013年10月31日
要約:
外科手術システムは、高周波信号としての第1の信号と第2の信号をそれぞれ生成する第1の信号及び第2の信号生成部を備える電源装置と、供給される第2の信号を他のエネルギーに変換する変換器と、対の電極を備えた外科処置具と、外科処置具を電源装置に接続するケーブルと、ケーブル及び外科処置具を介して高周波信号が供給される生体組織に対して高周波電圧と高周波電流を計測する計測部と、計測された高周波電圧と高周波電流とからケーブル及び外科処置具の静電容量値を算出する算出部と、算出された静電容量値が断線を検出するための閾値より小さいか否かを判定する判定部と、判定部による判定結果に基づいて高周波信号等の出力制御を行う制御部とを有する。
請求項(抜粋):
高周波エネルギーを形成する高周波信号を第1の信号として生成する第1の信号生成部、及び前記高周波エネルギーとは異なる他のエネルギーを生成するための第2の信号を生成する第2の信号生成部、を備える電源装置と、 前記第2の信号の供給により前記他のエネルギーを生成する変換器、及び処置対象の生体組織を開閉可能で把持する把持部材を有し、前記把持部材により形成される対の電極を介して前記生体組織に前記高周波エネルギーによる処置と、前記把持部材を介して前記他のエネルギーによる処置とを行う外科処置具と、 前記外科処置具に一端が接続され、他端に前記電源装置に着脱自在に接続されるコネクタが設けられ、前記コネクタを介して前記電源装置から前記高周波信号と前記第2の信号とを前記外科処置具に供給するケーブルと、 前記電源装置に設けられ、前記電源装置から前記ケーブル内を挿通された第1の高周波信号線を介して、該第1の高周波信号線と接続された、前記外科処置具内に挿通され、前記対の電極に導通する第2の高周波信号線側に出力される前記高周波信号の高周波電圧を計測する高周波電圧計測部と、 前記電源装置に設けられ、前記電源装置から前記ケーブル内を挿通された前記第1の高周波信号線を介して、前記外科処置具内に挿通された前記第2の高周波信号線側に出力される前記高周波信号の高周波電流を計測する高周波電流計測部と、 前記電源装置に設けられ、前記高周波エネルギー及び前記他のエネルギーにより前記生体組織を処置する最中において、前記高周波電圧計測部により計測された前記高周波電圧及び前記高周波電流計測部により計測された前記高周波電流に基づいて、前記高周波信号を伝送する前記ケーブル内の前記第1の高周波信号線及び前記外科処置具内に挿通された前記第2の高周波信号線が有する静電容量値を算出する算出部と、 前記電源装置に設けられ、前記算出部により算出された前記静電容量値が前記ケーブル内の前記第1の高周波信号線及び前記外科処置具内の前記第2の高周波信号線における断線の発生を検出するために予め設定された閾値より小さいか否かを判定する判定部と、 前記電源装置に設けられ、前記静電容量値が前記閾値より小さいと前記判定部が判定したとき、前記電源装置から前記ケーブルを介して前記外科処置具に供給される前記高周波信号及び前記第2の信号の出力を停止する制御を行う制御部と、 を有することを特徴とする外科手術システム。
IPC (2件):
A61B 18/00 ,  A61B 18/12
FI (2件):
A61B17/36 330 ,  A61B17/39 320
Fターム (8件):
4C160JJ17 ,  4C160JJ34 ,  4C160JJ36 ,  4C160JJ46 ,  4C160KK04 ,  4C160KK25 ,  4C160KK63 ,  4C160MM32

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