特許
J-GLOBAL ID:201603015835892644
溶接熱影響部の低温靭性に優れた高張力鋼板およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
井上 茂
, 森 和弘
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-066443
公開番号(公開出願番号):特開2013-091845
特許番号:特許第5924058号
出願日: 2012年03月23日
公開日(公表日): 2013年05月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】 質量%で、C:0.05〜0.14%、Si:0.01〜0.30%以下、Mn:0.3〜2.3%、P:0.008%以下、S:0.005%以下、Al:0.005〜0.1%、Ni:0.5〜4%、B:0.0003〜0.003%、N:0.001〜0.008%を含有し、Ceq(=[C]+[Mn]/6+[Cu+Ni]/15+[Cr+Mo+V]/5、各元素記号は含有量(質量%))≦0.80、式(1)を満たし、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、鋼板の中心偏析部の硬さが(2)式を満足し、中心偏析部の各元素の濃度が式(3)を満たし、降伏強度が620MPa以上であることを特徴とする溶接熱影響部の低温靭性に優れた高張力鋼板。
5.5[C]4/3+15[P]+0.90[Mn]+0.12[Ni]+0.53[Mo] ≦2.5 ・・・(1)
ここで、[M]は各元素の含有量(質量%)
HVmax/HVave≦1.35+0.006/C-t/750 ・・・(2)
HVmaxは中心偏析部のビッカース硬さの最大値、HVaveは中心偏析部と表裏面から板厚の1/4を除く部分のビッカース硬さの平均値、Cは炭素の含有量(質量%)、tは鋼板の板厚(mm)。また、板厚は50〜210mmである。
Rs=12.5(X[Si]+X[Mn]+X[Cu]+X[Ni])+1.5X[P]+1.8X[Nb]<64.3・・・(3)
ここで、X[M]は、EPMAライン分析で得られる中心偏析部の元素Mの濃度と平均の元素Mの濃度との比、すなわち、(中心偏析部のM濃度)/(平均のM濃度)を表す。
IPC (5件):
C22C 38/00 ( 200 6.01)
, C22C 38/08 ( 200 6.01)
, C22C 38/58 ( 200 6.01)
, C21D 8/02 ( 200 6.01)
, B21B 3/00 ( 200 6.01)
FI (5件):
C22C 38/00 301 B
, C22C 38/08
, C22C 38/58
, C21D 8/02 B
, B21B 3/00 A
引用特許:
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