特許
J-GLOBAL ID:201603015901470870
ターボチャージャ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
石黒 健二
, 長谷 真司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-223856
公開番号(公開出願番号):特開2016-089685
出願日: 2014年11月03日
公開日(公表日): 2016年05月23日
要約:
【課題】過給圧制御を行う流量調整バルブとウエストゲートバルブを1つのアクチュエータで駆動するターボチャージャの過給圧制御性とドライバビリティの向上を図る。【解決手段】「流量調整バルブの開度変化途中でウエストゲートバルブが開き始める迂回開始開度θα」を「流量調整バルブを調整弁最小開度θ0から調整弁最大開度θnへ変化させた際にタービン修正流量が最大となる飽和範囲θLのうちで流量調整バルブが最小となる飽和最小開度θL0」よりも「流量調整バルブの調整弁最小開度θ0側」に設定する。即ち、ウエストゲートバルブが開弁を開始するアクチュエータ作動角ηα1を、飽和最小開度θL0の時のアクチュエータ作動角ηL0より小さい作動角に設定する。これにより、アクチュエータの変化範囲内に過給圧不感帯が存在せず、過給圧制御性とドライバビリティを向上できる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
吸気圧縮用のコンプレッサ羽根車(6a)を駆動するタービン羽根車(5a)と、
このタービン羽根車(5a)へ排気ガスを導く排気ガス導入路(17)の開度調整を行う流量調整バルブ(18)と、
前記タービン羽根車(5a)を迂回させて排気ガスを排気下流側へ導くバイパス路(19)の開度調整を行うウエストゲートバルブ(20)と、
前記流量調整バルブ(18)を直接または間接的に駆動する通電制御可能なアクチュエータ(23)と、
このアクチュエータ(23)の出力を変換して前記ウエストゲートバルブ(20)を駆動するものであり、前記流量調整バルブ(18)の開度変化途中で前記ウエストゲートバルブ(20)を開弁させるリンク装置(24)と、
を具備するターボチャージャ(2)において、
前記流量調整バルブ(18)の最小開度を調整弁最小開度θ0、
前記流量調整バルブ(18)の最大開度を調整弁最大開度θn、
前記流量調整バルブ(18)を調整弁最小開度θ0から調整弁最大開度θnへ変化させた際にタービン修正流量が最大となる前記流量調整バルブ(18)の開度範囲を飽和範囲θL、
この飽和範囲θLのうちで前記流量調整バルブ(18)が最小となる開度を飽和最小開度θL0、
前記流量調整バルブ(18)を調整弁最小開度θ0から調整弁最大開度θnへ変化させた際に前記ウエストゲートバルブ(20)が閉弁から開弁に変化する開度を迂回開始開度θαとした場合、
前記迂回開始開度θαを、前記飽和最小開度θL0より前記調整弁最小開度θ0側に設定したことを特徴とするターボチャージャ(2)。
IPC (2件):
FI (3件):
F02B37/12 301J
, F02B37/12 301E
, F16K11/14 Z
Fターム (21件):
3G005EA04
, 3G005EA15
, 3G005EA16
, 3G005FA06
, 3G005FA52
, 3G005GA02
, 3G005GB27
, 3G005GC08
, 3G005GE01
, 3G005HA18
, 3G005JA24
, 3H067AA01
, 3H067BB03
, 3H067CC04
, 3H067DD04
, 3H067DD12
, 3H067DD32
, 3H067DD45
, 3H067DD47
, 3H067FF11
, 3H067GG02
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