特許
J-GLOBAL ID:201603015991593355

点滴灌漑用ドリッパおよびこれを備えた点滴灌漑装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鷲田 公一
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2013005283
公開番号(公開出願番号):WO2014-038208
出願日: 2013年09月05日
公開日(公表日): 2014年03月13日
要約:
点滴灌漑用ドリッパ(1)は、いずれも樹脂成形品である第1の部材(2)と第2の部材(3)が合体してなる。第1の部材(2)は、灌漑用液体が流入する側にあり、第2の部材(3)は、灌漑用液体が吐出される側にある。点滴灌漑用ドリッパ(1)は、低圧停止フィルタ機能を有する流入部221、および、灌漑用液体の液圧の上昇によって流路を狭めるダイヤフラム部(34)、の一方または両方を有する。点滴灌漑用ドリッパ(1)は、灌漑用液体の吐出量を灌漑用液体の液圧によらずに安定化することができ、さらに、コストの低廉化を実現することができる
請求項(抜粋):
流入部から流入した灌漑用液体の、吐出口からの吐出量を制御して前記灌漑用液体を滴下する点滴灌漑用ドリッパであって、 前記点滴灌漑用ドリッパは、樹脂材料によって一体的に形成された、前記流入部側の部分を構成する第1の部材が、樹脂材料によって一体的に形成された、前記吐出口側の部分を構成する第2の部材に固定されてなり、 前記第1の部材は、 前記第2の部材に密接する第1の内表面および前記第1の内表面と反対側の第1の外表面を有する第1の板状部と、 前記第1の外表面から前記第2の部材と反対側に向かって突出するとともに、その先端部に前記流入部を有する第1の突起部と、 前記流入部から前記第1の内表面に亘って穿設され、前記流入部から流入した前記灌漑用液体を前記第1の内表面側に案内する第1の案内流路と、 前記第1の案内流路の流路内面の末端に連接され、前記第1の案内流路によって案内された前記灌漑用液体を前記吐出口側に向けて減圧させつつ流通させる減圧流路を前記第1の内表面と前記第2の部材との間に形成するための、前記第1の内表面に形成された減圧流路部と を備え、 前記第2の部材は、 前記第1の内表面に密接するとともに前記減圧流路部との間に前記減圧流路を形成する第2の内表面および前記第2の内表面と反対側の第2の外表面を有する第2の板状部と、 前記第2の内表面における前記減圧流路の末端の位置から前記吐出口に亘って穿設され、前記減圧流路で減圧された前記灌漑用液体を前記吐出口に案内する第2の案内流路と、 前記第1の案内流路の末端に、前記第2の案内流路の流路内面の一部をなすように形成され、前記第1の案内流路によって案内された前記灌漑用液体の液圧を受けて前記第2の案内流路側に変形するダイヤフラム部と を備え、 前記ダイヤフラム部は、前記第2の案内流路の流路幅を、前記液圧が大きいほど小さくなるように規制する、 点滴灌漑用ドリッパ。
IPC (1件):
A01G 25/02
FI (1件):
A01G25/02 601P

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