特許
J-GLOBAL ID:201603016186802335

盗難防止用締結具及び緩解専用工具のセット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人共生国際特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-189537
公開番号(公開出願番号):特開2014-047814
特許番号:特許第5985932号
出願日: 2012年08月30日
公開日(公表日): 2014年03月17日
請求項(抜粋):
【請求項1】 雄ネジが設けられた軸部と、該軸部の一端に存し、底面部と、該底面部の反対側面に存する上面部と、前記底面部から前記上面部に向かって直径を漸減させる傾斜面状となされた周壁部を有する略円錐台形状の頭部とからなるネジ本体と、 前記頭部の上面部の回転中心に設けられた角棒レンチ、ドライバーを含む締結工具を嵌合させて回転操作するための操作穴と、 該操作穴に埋め込まれ、前記操作穴の開口端から突出部を突出させる埋め込み材と、 前記操作穴の周囲に設けられ、文字刻印及びドット模様のドット様刻印を含み、その溝深さが0.5〜1.0mmであり、溝幅が0.5〜1.5mmである複数の刻印凹部と、を具備してなる締結具と、 前記締結具の操作穴の開口端から突出する埋め込み材の突出部を収容可能な陥没部と、前記締結具の文字刻印及びドット模様のドット様刻印を含む複数の刻印凹部に嵌合可能な複数の爪部と、を備えた工具先端部と、 該工具先端部に連結され、前記工具先端部の軸心と一致する軸心を有する工具後端部と、を具備してなる専用緩解工具と、からなり、 締結作業時には、前記締結具の操作穴に嵌合可能な先端形状を有する締結工具にて、前記ネジ本体が締結方向に回転操作された後、前記操作穴に前記埋め込み材を埋め込んで座屈させ、もって、前記操作穴に嵌合可能な先端形状を有する締結工具が前記操作穴に嵌合できない状態となされ、 緩解操作時には、前記締結具の操作穴の開口端から突出する埋め込み材の突出部及び文字刻印及びドット模様のドット様刻印を含む複数の刻印凹部を、前記専用緩解工具の工具先端部に嵌合させ、前記専用緩解工具を緩解方向に回転操作することができるようになされ、 前記緩解作業において、前記締結具の刻印凹部と前記専用緩解工具の爪部の嵌合操作及び前記専用緩解工具の回転操作を容易にするために、 前記締結具の刻印凹部のドット様刻印は、前記操作穴の周囲に一定の位相差で複数個設けられていることを特徴とする盗難防止用締結具及び専用緩解工具のセット。
IPC (3件):
F16B 23/00 ( 200 6.01) ,  F16B 41/00 ( 200 6.01) ,  B25B 15/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
F16B 23/00 H ,  F16B 41/00 P ,  B25B 15/00 610 A
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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