特許
J-GLOBAL ID:201603016402803503

リチウム二次電池正極用造粒粒子とその製造方法、合材インキ及びリチウム二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2013063140
公開番号(公開出願番号):WO2013-168785
出願日: 2013年05月10日
公開日(公表日): 2013年11月14日
要約:
本発明の造粒粒子は、少なくとも(a)リチウムリン酸金属粒子と、(b)繊維状炭素とが複合化された複合体であり、平均粒子径が2〜20μmであり、上記造粒粒子中の炭素原子の濃度が上記造粒粒子の中心部から表層部に向けて高くなる濃度勾配を有することを特徴とする。上記造粒粒子は、好ましくは、上記造粒粒子の中心点を含む断面において、上記造粒粒子の半径を5等分した時に、1/5の半径で区画される上記中心部の鉄原子全重量に対する炭素原子の比率が20重量%未満であり、4/5から5/5の半径で区画される上記表層部の鉄原子全重量に対する炭素原子の比率が15〜50重量%であることを特徴とする。
請求項(抜粋):
リチウム二次電池正極用の造粒粒子であって、 前記造粒粒子は、以下の成分(a)〜(c)を溶媒中に分散させたスラリーから溶媒を除去することによって得られる造粒粒子前駆体を、不活性雰囲気下で焼成することによって得られ、 (a)導電性炭素で被覆された、下記一般式(1)で示されるリチウムリン酸金属粒子、 一般式(1): LiFe1-xMxPO4 (0≦x≦1) (式中、Mは、Mn、Co、Ni及びVからなる群から選ばれる少なくとも1種の金属元素を示す。) (b)繊維状炭素、及び (c)重量平均分子量が3000〜70000である高分子分散剤 前記造粒粒子において、(a)リチウムリン酸金属粒子と、前記(b)繊維状炭素とが複合化されており、平均粒子径が2〜20μmであり、 前記造粒粒子中の炭素原子の濃度が前記造粒粒子の中心部から表層部に向けて高くなり、 前記造粒粒子の中心点を含む断面において、前記造粒粒子の半径を5等分した時に、1/5の半径で区画される前記中心部の鉄原子全重量に対する炭素原子の比率が20重量%未満であり、 4/5から5/5の半径で区画される前記表層部の鉄原子全重量に対する炭素原子の比率が15〜50重量%である、造粒粒子。
IPC (2件):
H01M 4/58 ,  H01M 4/36
FI (3件):
H01M4/58 ,  H01M4/36 C ,  H01M4/36 B
Fターム (27件):
5H050AA02 ,  5H050AA07 ,  5H050AA08 ,  5H050AA12 ,  5H050AA14 ,  5H050AA19 ,  5H050CA01 ,  5H050DA02 ,  5H050DA09 ,  5H050DA18 ,  5H050EA08 ,  5H050EA23 ,  5H050EA26 ,  5H050FA16 ,  5H050FA17 ,  5H050FA18 ,  5H050GA02 ,  5H050GA06 ,  5H050GA10 ,  5H050GA12 ,  5H050GA22 ,  5H050GA27 ,  5H050GA29 ,  5H050HA01 ,  5H050HA02 ,  5H050HA05 ,  5H050HA11

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