特許
J-GLOBAL ID:201603017033575441

チャージ編成装置、チャージ編成方法、およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-036966
公開番号(公開出願番号):特開2016-161962
出願日: 2015年02月26日
公開日(公表日): 2016年09月05日
要約:
【課題】 圧延以降の工程の負荷を可及的に平準化するチャージの編成を可及的に短時間で実行できるようにする。【解決手段】 鋼種と予定通過工程パターンとを組み合わせた品種キーが同じ注文(プレート)を同一の品種として集約し、出鋼日と納期との差異に関する評価値と、精整工程の負荷の平準化に関する評価値と、プレートにならない請求余材の量に関する評価値と、の重み付き線形和で表される評価関数が最小となるときの出鋼日別・品種別の出鋼量である品種単位チャージ枠1000を導出する、また、立案対象の全てのスラブのそれぞれの代表品種および代表納期を導出し、導出した代表納期を指標として用いて、品種単位チャージ枠1000の出鋼枠に、当該出鋼枠に属する品種と同じ代表品種を持つスラブを割り当てたものをスラブ単位出鋼計画1300として導出する。【選択図】 図13
請求項(抜粋):
転炉工程、連続鋳造工程、圧延工程、および複数の精整工程を含む製造工程によりプレートを製造する際の出鋼日別の出鋼量を少なくとも含む出鋼計画を作成するチャージ編成装置であって、 前記プレートの枚数と、前記プレートの1枚当たりの重量である製品単重と、出鋼期限日である納期と、品種と、を少なくとも含む注文情報を複数の注文について取得する注文情報取得手段と、 前記注文情報を、前記品種ごと、前記納期ごとに集約し、品種別・納期別の注文重量を少なくとも含む注文マトリクスを作成する注文マトリクス作成手段と、 前記注文マトリクスと、前記品種別の各精整工程における負荷の発生率である品種モデルと、出鋼日別・キャスト別・チャージ別の鋼種を少なくとも含むチャージ枠と、精整工程別・出鋼日別の処理量の上限値である工程能力上限値と、に基づいて、品種別・出鋼日別の出鋼量を少なくとも含む品種単位チャージ枠を導出する品種単位チャージ枠導出手段と、 複数のスラブそれぞれを構成するプレートの前記注文ごとの枚数と、当該スラブ1枚当たりの重量であるスラブ重量と、当該スラブの鋼種とを属性として少なくとも含むスラブ設計情報における、当該スラブのそれぞれの代表属性として、少なくとも代表品種と代表納期とを含む代表属性を導出する代表属性導出手段と、 少なくとも前記代表納期を指標として用いて、前記品種単位チャージ枠における前記品種と、当該品種と同じ前記代表品種を有するスラブとが相互に関連付けられるように、前記スラブ設計情報に含まれるスラブを前記品種単位チャージ枠に割り当てたものをスラブ単位出鋼計画として導出するスラブ単位出鋼計画導出手段と、 を有し、 前記品種は、前記プレートの鋼種と、前記複数の精整工程の通過の有無の予測値を所定の順番で並べた予定通過工程パターンと、を少なくとも含み、 前記品種単位チャージ枠導出手段は、前記出鋼日と前記納期との差異に関する評価値である第1の評価値と、前記複数の精整工程における処理量の平準化に関する評価値である第2の評価値と、を少なくとも含む複数の評価値の重み付き線形和で表される評価関数を最小または最大にする前記品種別・出鋼日別の出鋼量を、数理計画法による最適化計算を行うことにより導出することを特徴とするチャージ編成装置。
IPC (3件):
G05B 19/418 ,  B22D 11/16 ,  G06Q 50/04
FI (3件):
G05B19/418 Z ,  B22D11/16 Z ,  G06Q50/04 100
Fターム (8件):
3C100AA13 ,  3C100AA16 ,  3C100BB05 ,  3C100BB12 ,  3C100BB39 ,  3C100EE10 ,  4E004MC30 ,  5L049CC04

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