特許
J-GLOBAL ID:201603017101219861

インフレータ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊東 忠重 ,  伊東 忠彦 ,  大貫 進介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-048483
公開番号(公開出願番号):特開2016-169736
出願日: 2016年03月11日
公開日(公表日): 2016年09月23日
要約:
【課題】熱が溜まってモータが損壊してしまうことを防ぐとともに、モータの運転効率を高めてモータの使用寿命が延びるインフレータ構造を提供する。【解決手段】インフレータ構造は、筐体及び空気圧縮機を備える。筐体は、上蓋体1と下ベースボディ2との組み合わせにより構成される。上蓋体1のパネル10及び下ベースボディ2の底板20の両側辺には、互いに対向する前側板21及び後側板22が形成される。上蓋体1には、複数の吸気孔110が形成される。下ベースボディ2には、複数の通気孔220が形成される。空気圧縮機は、動力機構のモータ6を含む。モータ6は、回転軸60と、モータ6の回転軸60の一側端に設けられてモータ6のハウジング61に近い前端部611に設置された放熱ファン7とを有する。放熱ファン7が回転すると、筐体外部の空気が吸気孔110を介して筐体内に吸引される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
筐体及び空気圧縮機を備えたインフレータ構造であって、 前記筐体は、上蓋体と下ベースボディとの組み合わせにより構成され、前記上蓋体のパネル及び前記下ベースボディの底板の両側辺には、互いに対向する前側板及び後側板が形成され、前記上蓋体には、複数の吸気孔が形成され、前記下ベースボディには、複数の通気孔が形成され、 前記空気圧縮機は、動力機構のモータを含み、前記モータは、回転軸と、前記モータの前記回転軸の一側端に設けられて前記モータのハウジングに近い前端部に設置された放熱ファンと、を有し、前記放熱ファンが回転すると、前記筐体外部の空気が前記吸気孔を介して前記筐体内に吸引され、前記モータの前記筐体には、前記筐体の内外部を連通する通風口が形成され、前記空気圧縮機全体と前記空気圧縮機の前記モータとが、前記上蓋体と下蓋体との組み合わせにより構成された前記筐体内に安定的に収容され、 前記上蓋体の前記パネルの内壁には、1対の固定ブロックが設けられ、前記1対の固定ブロックにより、導流構造を有する上導流部が係合され、前記下ベースボディは、前記上蓋体の前記固定ブロックの底板に対向し、前記1対の固定ブロックが内壁に設けられ、前記固定ブロックにより、導流構造を有する下導流部が係合され、 前記上導流部の前側板から遠い一端には、縦向きで延びた高い縦壁が形成され、 前記縦壁の左右両端には、前記前側板へ向かう方向で側壁がそれぞれ延設され、 前記縦壁の頂端には、水平に延びて前記上蓋体の前記パネルの内壁と接触される当接平板が形成され、前記縦壁、前記当接平板及び2つの前記側壁により導風槽が画成され、前記導風槽内に位置して前記前側板に対向する前記縦壁と前記当接平板とともに傾斜面が形成され、前記傾斜面により空気流の前進をより円滑に行い、 前記下ベースボディに設置された前記下導流部の構造は、前記上導流部と同じであり、前記下導流部の前記前側板から遠い一端には、縦向きで延びた高い前記縦壁が形成され、前記縦壁の左右両端には、前記前側板へ向かう方向で側壁がそれぞれ延設され、前記縦壁の底端には、水平に延びて前記下ベースボディの前記底板の内壁と接触される前記当接平板が形成され、前記縦壁、前記当接平板及び前記2つの側壁により導風槽が画成され、前記導風槽内に位置して前記前側板に対向した前記縦壁と前記当接平板とともに傾斜面が形成され、前記傾斜面により空気流の前進をより円滑に行い、 前記上蓋体と前記下ベースボディとが結合されて位置決めされると、前記上蓋体及び前記下ベースボディの内壁に設けた前記上導流部及び前記下導流部により前記モータの前記ハウジングを支えることができる上、 前記モータの前記ハウジングの前記通風口が前記上下導流部の前記導風槽の範囲内に位置し、前記放熱ファンの運転により発生する空気流が前記上下導流部の前記縦壁及び前記側壁により遮られ、前記上下導流部の前記傾斜面により空気流が案内されて円滑に前進され、 前記筐体の前記前側板の表面を基準線L0として用い、 前記モータの前記ハウジングは、前記前端部が前記放熱ファンに近い方の一端と、後端部が放熱ファンから遠い方の他端とを有し、前記放熱ファンの空気流を輸送する領域内に位置するランド線を基準線L1として用い、前記前端部に近い前記ハウジングには、前記ハウジングの内外部と流通する通風口が形成され、前記モータの前記通風口の中央のバーチャルラインは、基準線L2として用いられ、 前記筐体内の前記固定ブロックの中央のバーチャルラインは、基準線L3として用いられ、 前記基準線L0から前記基準線L3までの距離はAであり、 前記基準線L0から前記基準線L2までの距離はBであり、 前記基準線L0から前記基準線L1までの距離はCであり、 前記距離はA>B>Cの関係にあり、 前記基準線L0と前記基準線L1との間の領域内には、前記筐体の周縁上に複数の吸気孔が形成され、 前記放熱ファンが回転する際、前記距離がA>B>Cの関係にあるため、前記複数の吸気孔を介して前記筐体外の空気が前記筐体内に吸引され、前記上蓋体及び前記下ベースボディの内壁に設けた前記上下導流部を介し、前記放熱ファンの運転により吸引した空気流を速やかに案内し、前記ハウジングの前記通風口を介して前記モータ内部に進入して放熱作用を発生させ、高温の気体流が前記モータの前記後端部の前記貫通孔及び前記筐体の前記通気孔を介して前記筐体外へ排出されることを特徴とする、インフレータ構造。
IPC (3件):
F04B 41/00 ,  F04B 39/06 ,  H02K 5/20
FI (3件):
F04B41/00 A ,  F04B39/06 G ,  H02K5/20
Fターム (16件):
3H003AA02 ,  3H003AC02 ,  3H003BE03 ,  3H003CD01 ,  3H003CE03 ,  3H076AA02 ,  3H076BB07 ,  3H076BB26 ,  3H076CC07 ,  3H076CC46 ,  5H605AA01 ,  5H605BB07 ,  5H605CC08 ,  5H605CC09 ,  5H605DD07 ,  5H605DD11
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 空冷パッケージ形圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-184730   出願人:株式会社神戸製鋼所
  • コンプレッサ用筐体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-016205   出願人:有限会社ビックバン
  • 圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-268456   出願人:株式会社日立製作所
審査官引用 (3件)
  • 空冷パッケージ形圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-184730   出願人:株式会社神戸製鋼所
  • コンプレッサ用筐体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-016205   出願人:有限会社ビックバン
  • 圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-268456   出願人:株式会社日立製作所

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