特許
J-GLOBAL ID:201603017256450918
可溶性ケラテインおよびその製造法並びにその用途
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
特許業務法人 小野国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-040076
公開番号(公開出願番号):特開2016-160211
出願日: 2015年03月02日
公開日(公表日): 2016年09月05日
要約:
【課題】修飾等の手段を必要とせず、優れた可溶性等の物性を有しながら使用に先立ち還元する必要のない可溶性還元型ケラチン(ケラテイン)およびその製造法並びにこれを含有する組成物の提供。【解決手段】以下の工程(1)〜(4)により得られる可溶性ケラテインおよびこれを含有する組成物。(1)水の存在下、α-ケラチンをチオグリコール酸またはその塩を加えてpH9〜13.5で還元した後、不溶性残渣をろ去し、ろ液を得る;(2)得られたろ液を、pH2.5〜7に調整し、生じた沈殿物を回収し、水洗する;(3)回収した沈殿物を、pH9〜12のアルカリ溶液で溶解させた後、不活性条件下でチオグリコール酸またはその塩を加える;(4)反応液をpH4〜7に調整し、生じた沈殿物をろ取、水洗し、可溶化ケラテインを得る;【選択図】図3
請求項(抜粋):
次の工程、
(1)水の存在下、α-ケラチンをチオグリコール酸またはその塩を加えてpH9〜
13.5で還元した後、不溶性残渣をろ去し、ろ液を得る
(2)得られたろ液を、pH2.5〜7に調整し、生じた沈殿物を回収し、水洗
する
(3)回収した沈殿物を、pH9〜12のアルカリ溶液で溶解させた後、不活性
条件下でチオグリコール酸またはその塩を加える
(4)反応液をpH4〜7に調整し、生じた沈殿物をろ取、水洗し、可溶化ケラ
テインを得る
により得られる可溶性ケラテイン。
IPC (6件):
C07K 14/47
, A61K 8/64
, A61Q 5/04
, A61Q 3/00
, A61Q 1/10
, C07K 1/107
FI (6件):
C07K14/47
, A61K8/64
, A61Q5/04
, A61Q3/00
, A61Q1/10
, C07K1/107
Fターム (21件):
4C083AB312
, 4C083AC772
, 4C083AD441
, 4C083AD442
, 4C083CC14
, 4C083CC28
, 4C083CC34
, 4C083DD23
, 4C083EE06
, 4C083EE25
, 4C083FF01
, 4H045AA10
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045CA40
, 4H045EA15
, 4H045EA60
, 4H045FA65
, 4H045GA01
, 4H045GA05
, 4H045HA31
引用特許:
審査官引用 (4件)
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還元ケラチンの製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-277830
出願人:株式会社成和化成, 山内清
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ケラチンバイオマテリアルを含有する創傷治癒組成物
公報種別:公表公報
出願番号:特願2010-504088
出願人:ウェイク・フォレスト・ユニヴァーシティ・ヘルス・サイエンシズ
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特開昭63-301809
引用文献:
審査官引用 (1件)
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日本化学会誌, 1975, No.4, pp.738-740
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