特許
J-GLOBAL ID:201603017316034609

チタン金属又はチタン合金からなる基体を有する生体インプラントおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 木村 満 ,  佐藤 浩義 ,  毛受 隆典
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-073673
公開番号(公開出願番号):特開2016-193000
出願日: 2015年03月31日
公開日(公表日): 2016年11月17日
要約:
【課題】術前など生体外では可視光に応答して光触媒活性を示すことにより感染を防止する抗菌性を有し、かつ術後の可視光が届かない生体内や皮膚接触部分でも抗菌性を有し、かつ速やかな骨形成能を兼ね備える、チタン金属又はチタン合金からなる基体を有する、固定具等も含む生体インプラントおよびその安価な製造方法を提供する。【解決手段】生体インプラントは、チタン金属又はチタン合金からなる基体を有する生体インプラントであって、アルカリ処理、銀イオン並びに銅イオン及び/又は亜鉛イオンを含有する水溶液に接触させるドープ処理、及び加熱処理によって、該基体の表面は、網目構造が形成された改質層を備え、前記改質層は、少なくともその表面にアナターゼ型酸化チタン相を含有し、かつ銀元素、並びに銅元素及び/又は亜鉛元素がドープされている、ことを特徴とする。【選択図】図24
請求項(抜粋):
チタン金属又はチタン合金からなる基体を有する生体インプラントであって、 アルカリ処理、銀イオン並びに銅イオン及び/又は亜鉛イオンを含有する水溶液に接触させるドープ処理、及び加熱処理によって、該基体の表面は、網目構造が形成された改質層を備え、 前記改質層は、少なくともその表面にアナターゼ型酸化チタン相を含有し、かつ銀元素、並びに銅元素及び/又は亜鉛元素が深さ方向で表面側に局在的にドープされている、 ことを特徴とする、生体インプラント。
IPC (4件):
A61L 27/00 ,  A61C 8/00 ,  A61F 2/28 ,  A61F 2/30
FI (5件):
A61L27/00 L ,  A61C8/00 Z ,  A61F2/28 ,  A61F2/30 ,  A61L27/00 M
Fターム (22件):
4C081AB02 ,  4C081AB06 ,  4C081AC03 ,  4C081BA14 ,  4C081CF032 ,  4C081CG02 ,  4C081CG03 ,  4C081CG07 ,  4C081DA01 ,  4C081DB07 ,  4C081DC01 ,  4C081EA02 ,  4C081EA11 ,  4C097AA01 ,  4C097BB01 ,  4C097CC02 ,  4C097DD07 ,  4C097DD10 ,  4C097MM04 ,  4C159AA26 ,  4C159AA27 ,  4C159AA29

前のページに戻る