特許
J-GLOBAL ID:201603017417381598

分散処理システムおよび分散処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人磯野国際特許商標事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-099117
公開番号(公開出願番号):特開2014-219859
特許番号:特許第5997659号
出願日: 2013年05月09日
公開日(公表日): 2014年11月20日
請求項(抜粋):
【請求項1】 クライアントから受け取った処理要求を、物理サーバに配置された処理部に振り分ける振分装置と、前記振り分けられた処理要求を処理する処理部と、1つ以上の前記処理部を配置する複数の前記物理サーバと、前記振分装置、前記処理部それぞれおよび複数の前記物理サーバに接続され、前記物理サーバに配置される前記処理部の数を調整するリソース調整装置と、を備える分散処理システムであって、 前記処理部それぞれは、 当該処理部自身の使用リソース量または処理件数を収集する処理部負荷量情報収集部と、 収集した前記使用リソース量または前記処理件数を処理部負荷量情報として、前記リソース調整装置に通知する処理部負荷量情報通知部と、を備え、 前記リソース調整装置は、 (1)前記処理部の追加を判定するための、前記処理部負荷量情報に対する上限閾値および前記上限閾値以上の値が継続する期間を示す第1の継続期間閾値、並びに、(2)前記処理部の削除を判定するための、前記処理部負荷量情報に対する下限閾値および前記下限閾値を下回る値が継続する期間を示す第2の継続期間閾値、が格納される処理部増減判定閾値情報が記憶される記憶部と、 前記処理部それぞれから、前記処理部負荷量情報を受信する処理部負荷量情報受信部と、 前記処理部負荷量情報に基づき、前記分散処理システムの全処理部のうち第1の所定の割合以上を占める処理部の前記使用リソース量または前記処理件数が、前記上限閾値以上である期間が前記第1の継続期間閾値を超える場合に前記処理部の追加条件を満たすと判定すると共に、 前記処理部負荷量情報に基づき、前記分散処理システムの全処理部のうち第2の所定の割合以上を占める処理部の前記使用リソース量または前記処理件数が、前記下限閾値を下回る期間が前記第2の継続期間閾値を超える場合に前記処理部の削除条件を満たすと判定する処理部増減判定部と、 前記処理部の追加条件を満たすと判定された場合に、前記物理サーバに対し処理部を追加するように制御すると共に、前記処理部の削除条件を満たすと判定された場合に、前記物理サーバに対し処理部を削除するように制御する処理部配置実行部と、 前記処理部を追加する場合に、当該追加する処理部の情報を含む処理部追加情報を生成し前記振分装置に送信すると共に、前記処理部を削除する場合に、当該削除する処理部の情報を含む処理部削除情報を生成し前記振分装置に送信する処理部追加・削除情報送信部と、を備え、 前記振分装置は、 前記処理要求の振分先となる前記処理部を示す振分先情報が記憶される記憶部と、 前記処理部追加情報に示される前記追加する処理部の情報を前記振分先情報に登録すると共に、前記処理部削除情報に示される前記削除する処理部の情報を前記振分先情報から削除する処理部追加・削除実行部と、 受信した前記処理要求を、前記振分先情報を参照して、前記処理部に振り分ける振分処理部と、を備えること を特徴とする分散処理システム。
IPC (1件):
G06F 9/50 ( 200 6.01)
FI (2件):
G06F 9/46 462 Z ,  G06F 9/46 465 D
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
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