特許
J-GLOBAL ID:201603017882865658

水性フッ素樹脂組成物の製造方法、水性フッ素塗料の製造方法及び該塗料で塗装された物品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 通洋
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-238960
公開番号(公開出願番号):特開2014-088495
特許番号:特許第6036170号
出願日: 2012年10月30日
公開日(公表日): 2014年05月15日
請求項(抜粋):
【請求項1】 フッ素樹脂水性分散体(A)と、水酸基を有する有機溶剤(B)とを含有する水性フッ素樹脂組成物の製造方法であって、前記フッ素樹脂水性分散体(A)が、フルオロオレフィン化合物(a1)、水酸基を有するビニル単量体(a2)及びカルボキシル基を有するビニル単量体(a3)を必須とした単量体混合物(I)を共重合反応させる第1工程、第1工程で得られた反応物に、フルオロオレフィン化合物(a1)及び水酸基を有するビニル単量体(a2)を必須とした単量体混合物(II)を加えて、さらに共重合反応させて、フッ素共重合体(A’)を得る第2工程、前記フッ素共重合体(A’)が有するカルボキシル基を塩基性化合物で中和して、水媒体中で分散させる第3工程を経て、得られたものであり、前記単量体混合物(I)又は(II)に、前記フルオロオレフィン化合物(a1)、ビニル単量体(a2)、ビニル単量体(a3)以外のその他のビニル単量体(a4)を含み、前記単量体混合物(I)中の各単量体の使用量が、前記フルオロオレフィン化合物(a1)1モルに対して、前記ビニル単量体(a2)、(a3)及び(a4)の合計で、0.6〜1.5モルの範囲であり、前記ビニル単量体(a2)、(a3)及び(a4)の合計中の前記ビニル単量体(a2)のモル比率が、10〜97モル%の範囲であり、前記ビニル単量体(a2)、(a3)及び(a4)の合計中の前記ビニル単量体(a3)のモル比率が、3〜60モル%の範囲であり、前記単量体混合物(II)中の各単量体の使用量が、前記フルオロオレフィン化合物(a1)1モルに対して、前記ビニル単量体(a2)及び(a4)の合計で、0.6〜1.5モルの範囲であり、前記ビニル単量体(a2)及び(a4)の合計中の前記ビニル単量体(a2)のモル比率が10〜100モル%の範囲であり、前記有機溶剤(B)中の水酸基(OHB)と前記フッ素共重合体(A’)中の水酸基(OHA’)との当量比(OHB/OHA’)が、0.2以上であることを特徴とする水性フッ素樹脂組成物の製造方法。
IPC (7件):
C08L 27/12 ( 200 6.01) ,  C09D 5/00 ( 200 6.01) ,  C09D 127/12 ( 200 6.01) ,  C09D 201/02 ( 200 6.01) ,  C09D 175/04 ( 200 6.01) ,  C08F 259/08 ( 200 6.01) ,  C08K 5/32 ( 200 6.01)
FI (7件):
C08L 27/12 ,  C09D 5/00 Z ,  C09D 127/12 ,  C09D 201/02 ,  C09D 175/04 ,  C08F 259/08 ,  C08K 5/32
引用特許:
審査官引用 (5件)
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