特許
J-GLOBAL ID:201603018052837747

燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-181499
公開番号(公開出願番号):特開2016-065539
出願日: 2015年09月15日
公開日(公表日): 2016年04月28日
要約:
【課題】 消費電力が小さく、燃料の噴射量を増大させることが可能な燃料噴射弁を提供する。【解決手段】 燃料噴射弁1では、ニードル40が有する規制部45と可動コア50とが当接しているとき、鍔部43の鍔部端面431と可動コア50の可動コア第一端面501との間には隙間430が形成される。これにより、コイルが磁界を形成すると可動コア50は開弁方向に加速しつつ鍔部43に当接するため、開弁方向の比較的大きな力がニードル40に作用する。また、ニードル40は、可動コア50と固定コア30とが当接した後、第二スプリング32の付勢力によってさらに開弁方向に移動する。これにより、ニードル40のリフト量は、可動コア50が鍔部43と当接してから固定コア当接部302に当接するまでに移動した距離より長くなる。したがって、コイルに供給する電力を増大させることなくニードル40のリフト量を大きくすることができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
中心軸(CA0)方向の一端に形成され燃料を噴射する噴孔(26)、及び、前記噴孔の内側開口の周囲に形成される弁座(255)を有するハウジング(20)と、 前記ハウジングの内側に固定される固定コア(30)と、 前記ハウジング内で往復移動可能に設けられ、一方の端部(42)が前記弁座に当接すると閉弁し、一方の端部(42)が前記弁座から離間すると開弁するニードル部材(41)と、 前記ニードル部材と一体に往復移動可能なよう前記ニードル部材の他方の端部の径方向外側に設けられる鍔部(43)と、 前記鍔部の前記弁座側において前記ニードル部材に対し相対移動可能に設けられる可動コア(50)と、 前記ニードル部材と一体に往復移動可能なよう前記可動コアの前記弁座側において前記ニードル部材の径方向外側に設けられ、前記可動コアに当接可能に形成され、前記可動コアの閉弁方向への移動を規制可能な規制部(45)と、 電力が供給されると前記可動コアが前記固定コアに吸引されるよう磁界を形成するコイル(35)と、 前記ニードル部材を閉弁方向に付勢する第一付勢部材(31)と、 一端が前記規制部に当接し、前記規制部を経由して前記ニードル部材を開弁方向に付勢する第二付勢部材(32)と、 を備え、 前記規制部と前記可動コアとが当接しているとき、前記鍔部と前記可動コアとの間には隙間(430)が形成されることを特徴とする燃料噴射弁(1、2、3、4)。
IPC (1件):
F02M 51/06
FI (6件):
F02M51/06 C ,  F02M51/06 D ,  F02M51/06 S ,  F02M51/06 J ,  F02M51/06 A ,  F02M51/06 K
Fターム (10件):
3G066AA02 ,  3G066CC06U ,  3G066CC11 ,  3G066CC18 ,  3G066CC52 ,  3G066CC56 ,  3G066CD14 ,  3G066CE23 ,  3G066CE24 ,  3G066DA01

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