特許
J-GLOBAL ID:201603018288878762

正電解液においてV+4/V+5レドックス対及び補助Ce+3/Ce+4レドックス対を使用した全バナジウムレドックスフロー電池システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人浅村特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-557528
公開番号(公開出願番号):特表2016-507152
出願日: 2013年02月14日
公開日(公表日): 2016年03月07日
要約:
補助Ce+3/Ce+4レドックス対は、1.5Vに近づく分極電圧において、湿潤した炭素電極表面上のアノード二重層で酸化可能なV+4イオンが局所的に枯渇する場合に電荷電流を支持するのに十分なモル含有率で、RFBエネルギー貯蔵システムの該V+4/V+5レドックス対を含有する正電解液に添加されることで、該炭素電極において大量のOH-放出をもたらすあらゆるさらなる増加を制限する。もはや存在しない酸化可能なV+4イオンの代替物である酸化可能なC+3イオンのフラクションのかかる「緩衝」機能は、正電解液中の主レドックス対V+4/V+5のバナジウムのV+5への実質的に完全な酸化の後に最終的に継続することができ、この目的で、残りのモル量の還元可能なレドックス対もまた負電解液に添加される。当然ながら、該2種の電解液中の補助レドックス対要素の添加フラクション(濃度)は、バナジウム投入分の完全な酸化後の最小の時間間隔の関数で決定され、該システムは、不慮のランアウト充電プロセス(最大許容過充電)を停止する前に動作し続けることができる。
請求項(抜粋):
レドックスフロー電気化学セルの正電解液においてV+4/V+5レドックス対及び負電解液においてV+2/V+3レドックス対を使用したレドックスフロー電池エネルギー貯蔵システムであって、補助Ce+3/Ce+4レドックス対が、前記正電解液中に、前記液中で前記主レドックス対のバナジウムが実質的に完全に酸化する場合に電荷電流を支持するのに十分なモル含有率で存在し、残りのモル量の還元可能なレドックス対が、前記負電解液に添加されていることを特徴とする、レドックスフロー電池エネルギー貯蔵システム。
IPC (2件):
H01M 8/18 ,  H01M 8/02
FI (3件):
H01M8/18 ,  H01M8/02 M ,  H01M8/02 L
Fターム (1件):
5H026AA10
引用特許:
審査官引用 (4件)
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