特許
J-GLOBAL ID:201603018642940357

クロムフリー合金化溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 温
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-015100
公開番号(公開出願番号):特開2016-148109
出願日: 2016年01月29日
公開日(公表日): 2016年08月18日
要約:
【課題】相反する電気的特性である良電着塗装性と良溶接性の両立を達成したクロムフリー合金化溶融亜鉛めっき鋼板の提供。【解決手段】合金化溶融亜鉛めっき鋼板の少なくとも片面に、分子中にアミノ基を含有するシランカップリング剤(A)と分子中にグリシジル基を含有するシランカップリング剤(B)とを反応させた、構造中に環状シロキサン結合を有する有機ケイ素化合物(C)とカチオン性ポリウレタン樹脂(D)とを含む造膜成分(X)と、りん酸(J)とりん酸マグネシウム(K)とからなるインヒビター成分(Y)と、を含有する表面処理層(Z)を有し、表面処理層(Z)に含まれるカチオン性ポリウレタン樹脂が所定物性を有し、造膜成分(X)中のカチオン性ポリウレタン樹脂の固形分重量割合が40〜80%、有機ケイ素化合物(C)とカチオン性ポリウレタン樹脂の固形分重量比C/Dが0.25〜1.5であるクロムフリー合金化溶融亜鉛めっき鋼板。【選択図】なし
請求項(抜粋):
合金化溶融亜鉛めっき鋼板の少なくとも片面に、分子中にアミノ基を含有するシランカップリング剤(A)と分子中にグリシジル基を含有するシランカップリング剤(B)とを配合し反応させて得られ構造中に環状シロキサン結合を有する有機ケイ素化合物(C)とカチオン性ポリウレタン樹脂(D)とを含む造膜成分(X)と、りん酸(J)とりん酸マグネシウム(K)とからなるインヒビター成分(Y)と、を含有する表面処理層(Z)を有し、 かかる表面処理層(Z)に含まれる成分において、前記カチオン性ポリウレタン樹脂(D)が損失弾性率E“の最大ピーク温度(T1)が-50°Cから-15°C、さらに貯蔵弾性率E‘と損失弾性率E“の比で表される損失正接tanδの分散ピークが二つ以上観測されず、かつ前記損失正接の分散ピーク温度(T2)が-50°Cから0°Cであり、前記造膜成分(X)中の前記カチオン性ポリウレタン樹脂(D)の固形分重量割合が40%から80%、前記有機ケイ素化合物(C)とカチオン性ポリウレタン樹脂(D)の固形分重量比C/Dが0.25から1.5であることを特徴とするクロムフリー合金化溶融亜鉛めっき鋼板。
IPC (2件):
C23C 28/00 ,  C23C 22/05
FI (2件):
C23C28/00 A ,  C23C22/05
Fターム (34件):
4K026AA02 ,  4K026AA07 ,  4K026AA13 ,  4K026AA22 ,  4K026BA03 ,  4K026BB06 ,  4K026BB08 ,  4K026BB09 ,  4K026CA16 ,  4K026CA18 ,  4K026CA23 ,  4K026CA26 ,  4K026CA37 ,  4K026CA41 ,  4K026DA02 ,  4K026DA11 ,  4K026DA16 ,  4K044AA02 ,  4K044AA06 ,  4K044AB02 ,  4K044BA10 ,  4K044BA14 ,  4K044BA17 ,  4K044BA21 ,  4K044BB03 ,  4K044BC02 ,  4K044BC04 ,  4K044BC05 ,  4K044BC08 ,  4K044BC14 ,  4K044CA11 ,  4K044CA16 ,  4K044CA53 ,  4K044CA62
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-031461

前のページに戻る