特許
J-GLOBAL ID:201603018784068657
ターボ機械の作動安全性を確保する方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人 ユニアス国際特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-557115
特許番号:特許第6018228号
出願日: 2013年02月19日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ターボ機械(1)の回転アセンブリの作動の安全性を確保する方法であって、該回転アセンブリが、タービン(10)を通って流れる駆動流体の膨張によって回転させられる該タービン(10)と、該タービン(10)によって機械的に駆動されて回転し、その回転によって回転機械(20)を通って流れる被駆動流体を流動させる該回転機械(20)とを共に備える方法において、
所定の時間間隔中に以下の量を測定するステップ(E1〜E5)であって、該量が、
該時間間隔の所与の実測時点(t0)での該回転アセンブリの実回転速度(W0)、
該タービン(10)と該駆動流体との相互作用を表す少なくとも1つの「流体/タービン相互作用」パラメータ、および
該回転機械(20)と該被駆動流体との相互作用を表す少なくとも1つの「流体/回転機械相互作用」パラメータである、ステップ(E1〜E5)と、
該実回転速度(W0)および該少なくとも1つの「流体/タービン相互作用」パラメータに基づいて、該タービン(10)によって該回転アセンブリに加えられる駆動トルク(Cm)を推定するステップ(E6)と、
該実回転速度(W0)および該少なくとも1つの「流体/回転機械相互作用」パラメータに基づいて、該駆動トルク(Cm)を推定するステップとは独立に、該回転機械(20)によって該回転アセンブリに加えられる抵抗トルク(Cr)を推定するステップ(E7)と、
該駆動トルク(Cm)と該抵抗トルク(Cr)との差を代表する代表値(DC’)を用意するステップ(E9〜E12)と、
該実測時点(t0)より後の予測時点(t1)での該回転アセンブリに関する予測回転速度(W1)を、該実回転速度(W0)、該代表値(DC’)、および該予測時点(t1)と該実測時点(t0)との時間差に基づいて計算するステップ(E13)と、
該予測回転速度(W1)が所定の限界速度(Ws)を超えている場合に、第1の条件が満たされていると判断するステップ(E14)とを含む予測サイクルを繰り返し実施することによって、該回転アセンブリが該所定の限界速度(Ws)を超える事態を予知すること、および
該予測サイクルにおいて少なくとも該第1の条件が満足されていると判断された場合に、該ターボ機械(1)の回転アセンブリの速度が該限界速度(Ws)を超える程度を抑えるために、該ターボ機械(1)の作動に対して処置を取る(E16)ことを特徴とする方法。
IPC (4件):
F01D 21/02 ( 200 6.01)
, F02C 7/00 ( 200 6.01)
, F02K 9/48 ( 200 6.01)
, F01D 21/00 ( 200 6.01)
FI (5件):
F01D 21/02 B
, F02C 7/00 A
, F02K 9/48
, F01D 21/00 B
, F01D 21/00 R
引用特許:
出願人引用 (3件)
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ターボポンプ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-151995
出願人:有人宇宙システム株式会社, 国立大学法人茨城大学, 株式会社小林製作所, 荻野工業株式会社, 株式会社環境測定サービス
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ガスタービン入口温度算出方法及び装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-350525
出願人:東京電力株式会社
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ガスタービン・エンジンのセンサ故障検知装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-156635
出願人:本田技研工業株式会社
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