特許
J-GLOBAL ID:201603018857691560
光分析を用いた単一粒子検出装置、単一粒子検出方法及び単一粒子検出用コンピュータプログラム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
明石 昌毅
, 明石 憲一郎
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2013056600
公開番号(公開出願番号):WO2013-157319
出願日: 2013年03月11日
公開日(公表日): 2013年10月24日
要約:
共焦点顕微鏡又は多光子顕微鏡による光計測を用いて単一粒子を個別に検出する走査分子計数法による単一粒子検出技術に於いて、非発光粒子と発光粒子が混在する試料溶液中にて非発光粒子と発光粒子との存在をそれぞれ識別しながら検出できるようにする技術が提供される。本発明による試料溶液中の単一粒子を検出する技術は、非発光粒子と発光粒子を含む試料溶液内に於ける顕微鏡の光検出領域の位置を移動させながら光検出領域からの光を検出して時系列の光強度データを生成し、時系列光強度データに於いて背景光強度に対する光強度の増大を発光粒子の存在を表す信号として検出し、背景光強度に対する光強度の低下を非発光粒子の存在を表す信号として検出する。
請求項(抜粋):
共焦点顕微鏡又は多光子顕微鏡の光学系を用いて試料溶液中にて分散しランダムに運動する単一粒子を検出する単一粒子検出装置であって、
前記試料溶液内に於ける前記光学系の光検出領域の位置を移動する光検出領域移動部と、
前記光検出領域からの光を検出する光検出部と、
前記試料溶液内に於いて前記光検出領域の位置を移動させながら前記光検出部にて検出された前記光検出領域からの光の時系列の光強度データを生成し、前記時系列の光強度データに於いて前記単一粒子の各々の存在を表す信号を個別に検出する信号処理部とを含み、
前記光検出部により検出される前記光検出領域からの光が実質的に一定の背景光を含み、前記単一粒子が前記背景光よりも高い発光強度を有する第一の単一粒子と前記背景光よりも低い発光強度を有する第二の単一粒子とを含み、前記第一の単一粒子の前記信号が前記第一の単一粒子が前記光検出領域内へ進入した際に生ずる前記光検出部にて検出される光強度の増大であり、前記第二の単一粒子の前記信号が前記第二の単一粒子が前記光検出領域内へ進入した際に生ずる前記光検出部にて検出される光強度の低下であることを特徴とする装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (21件):
2G043AA01
, 2G043AA06
, 2G043BA14
, 2G043BA16
, 2G043CA06
, 2G043DA05
, 2G043DA06
, 2G043EA01
, 2G043FA03
, 2G043HA01
, 2G043HA02
, 2G043HA05
, 2G043HA09
, 2G043JA03
, 2G043KA02
, 2G043KA09
, 2G043LA01
, 2G043MA01
, 2G043NA01
, 2G043NA02
, 2G043NA06
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