特許
J-GLOBAL ID:201603018884158980

車両の荷室上側部の結合構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 米山 尚志
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-269913
公開番号(公開出願番号):特開2015-123881
特許番号:特許第6008429号
出願日: 2013年12月26日
公開日(公表日): 2015年07月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】 荷室の側方を区画する側方面体と前記荷室の上方を区画する天井面体とを結合する車両の荷室上側部の結合構造であって、 前記側方面体の上縁部に固定されて前後方向に延びる金属製の側面上縁部材と、 前記天井面体の車幅方向の外縁部に固定されて前後方向に延びる金属製の天井外縁部材と、 前記側面上縁部材と前記天井外縁部材とを締結固定するための締結部材と、 弾性を有する棒体状のシール部材と、を備え、 前記側面上縁部材には、上縁係合部と上縁嵌合部と上縁締結部とが一体形成され、 前記天井外縁部材には、外縁係合部と外縁嵌合部と外縁締結部とが一体形成され、 前記上縁係合部と前記外縁係合部とは、前記側方面体と前記天井面体とが鈍角に交叉する非嵌合位置で係脱可能であり、前記非嵌合位置での係合状態を維持したまま、前記側方面体と前記天井面体とが略直角に交叉する嵌合位置と前記非嵌合位置との間で、前記上縁係合部及び前記外縁係合部を略中心とした前記側方面体と前記天井面体との相対回転を許容し、 前記上縁嵌合部及び前記外縁嵌合部の一方は、嵌合突起を有する板形状であり、 前記上縁嵌合部及び前記外縁嵌合部の他方は、先端側の突起当接面と基端側の嵌合凹部とを有する板形状であり、 前記上縁嵌合部と前記外縁嵌合部とは、前記非嵌合位置から前記嵌合位置への前記側方面体と前記天井面体との相対回転に応じて、前記嵌合突起が前記突起当接面に当接し、前記突起当接面上の前記嵌合突起の摺動に伴って前記上縁嵌合部及び前記外縁嵌合部の少なくとも一方が撓み変形し、前記嵌合位置で前記嵌合突起が前記嵌合凹部に係合して前記上縁嵌合部と前記外縁嵌合部とが嵌合するように形成され、 前記上縁係合部及び前記外縁係合部の一方は、車幅方向へ突出して湾曲する係合突起と、前記係合突起の上面に形成されるL状の支持溝と、前記係合突起の下方に形成される収容凹部とを有し、 前記上縁係合部及び前記外縁係合部の他方は、前記支持溝に載置されて前記側方面体と前記天井面体との前記相対回転の中心となる回転軸突起と、前記回転軸突起の下方で前記係合突起に合わせた湾曲形状に形成される係合凹部と、前記回転軸突起と対向して延びて前記回転軸突起との間に前記係合凹部を形成する押圧突起とを有し、 前記係合突起及び前記係合凹部の湾曲形状は、前記支持溝に載置された前記回転軸突起を中心とする前記非嵌合位置から前記嵌合位置への前記側方面体と前記天井面体との嵌合方向への相対回転に伴い、前記係合突起が前記係合凹部に進入するように形成され、 前記押圧突起及び前記収容凹部は、前記側方面体と前記天井面体との前記嵌合方向への相対回転に伴い、前記押圧突起が前記収容凹部に進入するように形成され、 前記係合突起が前記係合凹部に進入することにより、前記上縁係合部と前記外縁係合部とが前記係合状態となり、 前記シール部材は、前記収容凹部の底部に収容され、前記上縁嵌合部と前記外縁嵌合部とが嵌合する際に、前記収容凹部に進入する前記押圧突起に押圧されて弾性変形して、前記嵌合方向と反対の方向に作用する弾性力を前記押圧突起に付与し、 前記上縁嵌合部と前記外縁嵌合部とが嵌合した嵌合状態において、変形した前記シール部材は、前記収容凹部を密閉し、且つ変形した前記シール部材の弾性力は、嵌合した前記上縁嵌合部と前記外縁嵌合部との相対移動を抑制し、 前記上縁締結部と前記外縁締結部とは、前記上縁嵌合部と前記外縁嵌合部とが嵌合した前記嵌合状態において、重なった状態で前記締結部材によって締結固定される ことを特徴とする車両の荷室上側部の結合構造。
IPC (2件):
B62D 33/04 ( 200 6.01) ,  B60J 7/08 ( 200 6.01)
FI (2件):
B62D 33/04 E ,  B60J 7/08 P

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