特許
J-GLOBAL ID:201603018928724430

ステアリングホイールの位置調節装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人貴和特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-227130
公開番号(公開出願番号):特開2013-241172
特許番号:特許第5998828号
出願日: 2012年10月12日
公開日(公表日): 2013年12月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】 筒状のステアリングコラムと、このステアリングコラムの一部に設けられた被挟持部と、この被挟持部に設けられた変位側透孔と、このステアリングコラムの内径側に回転自在に支持されて、後端部でこのステアリングコラムの後端開口から後方に突出した部分にステアリングホイールを固定するステアリングシャフトと、前記被挟持部を幅方向両側から挟む1対の支持板部を備え、車体に固定の部分に支持される支持ブラケットと、これら両支持板部の互いに整合する部分に設けられた1対の固定側透孔と、これら両固定側透孔及び前記変位側透孔に、幅方向に挿通された調節ロッドと、この調節ロッドの基端部で前記両支持板部のうちの一方の支持板部の外側面から突出した部分に設けられたアンカ部と、前記調節ロッドの先端部で前記両支持板部のうちの他方の支持板部の外側面から突出した部分に設けられた押圧部と、この押圧部と前記アンカ部との間隔を拡縮する拡縮機構と、前記調節ロッドを中心とする回動に基づいてこの間隔を拡縮させる調節レバーとを備え、前記両固定側透孔と前記変位側透孔とのうちの少なくとも一方の透孔を、前記ステアリングホイールの調節方向に長い長孔としたステアリングホイールの位置調節装置に於いて、 前記ステアリングコラムの前部が、幅方向に設けられたチルト軸を中心とする揺動変位可能に支持されており、前記両固定側透孔が上下方向に長い上下方向長孔であり、前記調節ロッドをこれら両上下方向長孔に沿って変位させる事により、前記ステアリングホイールの上下位置を調節可能としており、 前記調節レバーと共に前記調節ロッドを中心に回転する部分と、前記他方の支持板部に固定の部分との間に、少なくともこの調節レバーを前記ステアリングホイールの位置調節を可能とする方向に回動させる事に対する抵抗となるダンパを設けており、 このダンパが、全長を伸縮させる方向に対する抵抗となる伸縮式ダンパであり、この伸縮式ダンパが、先端部が開口した筒状のシリンダ部と、先端部乃至中間部をこのシリンダ部内に、このシリンダ部の先端開口から緩く挿入されたダンパ用ロッドと、これらシリンダ部の内周面とダンパ用ロッドの外周面との間に介在させたグリースとから成るものであり、前記伸縮式ダンパのうちの前記シリンダ部の基端部を、前記調節レバーと共に前記調節ロッドを中心として回転する部分と前記他方の支持板部に固定の部分とのうちの一方に、前記ダンパ用ロッドの先端部を同じく他方に、それぞれ幅方向に配置された枢軸を中心とする揺動変位を可能に、且つ、前記拡縮機構の軸方向寸法変化を吸収可能に支持しており、 前記調節レバーを前記ステアリングホイールの上下位置調節が可能となる位置まで回動させると共に、前記ステアリングホイールを調節可能な上端位置とした状態で、前記調節レバーと共に前記調節ロッドを中心として回転する部分と前記伸縮式ダンパの一端部との連結部の中心位置が存在する位置を上端側中心位置とし、同じく下端位置とした状態でこの連結部の中心位置が存在する位置を下端側中心位置とした場合に、前記伸縮式ダンパの他端部と前記他方の支持板部に固定の部分との連結部の中心位置が、前記上端側中心位置と前記下端側中心位置とを結ぶ線分の垂直二等分線上、又は、この線分の中点を通り且つこの垂直二等分線に対して絶対値で10度以内の角度だけ傾斜した直線上に存在する 事を特徴とするステアリングホイールの位置調節装置。
IPC (3件):
B62D 1/187 ( 200 6.01) ,  F16F 9/16 ( 200 6.01) ,  F16F 9/32 ( 200 6.01)
FI (4件):
B62D 1/187 ,  F16F 9/16 ,  F16F 9/32 K ,  F16F 9/32 J
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (11件)
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