特許
J-GLOBAL ID:201603018973717330

医療用複室容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 向山 正一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-071250
公開番号(公開出願番号):特開2016-190646
出願日: 2015年03月31日
公開日(公表日): 2016年11月10日
要約:
【課題】オーバーキル法での滅菌後においても、仕切部における弱シール性を維持し、良好な剥離作業性を備える医療用複室容器を提供する。【解決手段】 医療用複室容器1は、熱可塑性樹脂製シートからなり、剥離可能な仕切部9を備えた容器本体2と排出ポート3を有する。シート11,12は、少なくとも内面層13と外面層14とを有する熱可塑性オレフィン系樹脂製の多層構造シートであって、内面層13は、溶融温度が120°C〜170°Cであるプロピレン系ブロック共重合体を45〜70wt%、溶融温度が90°C以下であるエチレン-α-オレフィン共重合体を20〜30wt%、溶融温度が160°C以上であるホモポリプロピレンを5〜35wt%含有する第1の熱可塑性プロピレン系樹脂組成物により形成されている。【選択図】図3
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂組成物により形成されたシートをヒートシールして形成した薬剤室を有する容器本体と、前記薬剤室の下端部と連通するように前記容器本体にヒートシールされた排出ポートとを有し、さらに、前記薬剤室は、剥離可能な仕切部により内部空間が第1の薬剤室と第2の薬剤室に区分され、かつ、前記排出ポートが、前記容器本体に前記第1の薬剤室の下端部と連通するように固定されている医療用複室容器であって、 前記シートは、少なくとも内面層と外面層とを有する熱可塑性オレフィン系樹脂製の多層構造シートであって、 前記内面層は、溶融温度が120°C〜170°Cであるプロピレン系ブロック共重合体を45〜70wt%、溶融温度が90°C以下であるエチレン-α-オレフィン共重合体を20〜30wt%、溶融温度が160°C以上であるホモポリプロピレンを5〜35wt%含有する第1の熱可塑性プロピレン系樹脂組成物により形成されていることを特徴とする医療用複室容器。
IPC (4件):
B65D 81/32 ,  A61J 1/10 ,  A61J 1/05 ,  B32B 27/32
FI (5件):
B65D81/32 D ,  A61J1/00 330B ,  A61J1/00 331A ,  A61J1/00 351A ,  B32B27/32 E
Fターム (36件):
3E013AB05 ,  3E013AC01 ,  3E013AD36 ,  3E013AE12 ,  3E013AF02 ,  3E013AF17 ,  3E013AF29 ,  4C047AA13 ,  4C047BB12 ,  4C047BB17 ,  4C047BB25 ,  4C047CC04 ,  4C047DD33 ,  4C047DD34 ,  4C047FF06 ,  4C047FF08 ,  4F100AK03C ,  4F100AK04C ,  4F100AK07A ,  4F100AK07B ,  4F100AK62A ,  4F100AK62B ,  4F100AL02A ,  4F100AL02B ,  4F100BA03 ,  4F100BA04 ,  4F100BA06 ,  4F100BA10B ,  4F100GB16 ,  4F100GB66 ,  4F100JA04A ,  4F100JA07A ,  4F100JB16A ,  4F100JB16B ,  4F100JL12 ,  4F100JL14

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