特許
J-GLOBAL ID:201603018999520747
ケミカルヒートポンプ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人アイテック国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-242273
公開番号(公開出願番号):特開2016-118379
出願日: 2015年12月11日
公開日(公表日): 2016年06月30日
要約:
【課題】ケミカルヒートポンプにおいて、出ガスの温度を任意の長期間に亘って安定して目標温度で(略)一定に維持すること。【解決手段】このケミカルヒートポンプは、蓄熱材を含む2つの反応部R1、R2と、水又は水蒸気を含む蒸発・凝縮部Dと、各反応部R1、R2と蒸発・凝縮部Dとを接続する接続部H18〜H21と、各反応部に対応してそれぞれ設けられた2つの流体通路と、を含む。「反応部R1が蓄熱状態に設定され且つ反応部R2が放熱状態に設定された第1状態」と、「反応部R1が放熱状態に設定され且つ反応部R2が蓄熱状態に設定された第2状態」と、が、第1期間が経過する毎に交互に実現される。各反応部について、放熱状態では、対応する流体通路の第1側から第2側に向けて流体を第1期間に亘って流し、蓄熱状態では、対応する流体通路の第2側から第1側に向けて流体を第2期間に亘って流す。【選択図】図1
請求項(抜粋):
それぞれが、発熱反応及び吸熱反応を行う蓄熱材を含む、複数の反応部と、
前記蓄熱材の前記反応に関係する物質を含み、前記物質について気相と液相との間で相転移が行われる蒸発・凝縮部と、
前記各反応部と前記蒸発・凝縮部とを接続する接続部と、
それぞれが、前記各反応部に対応して設けられるとともに、その内部を流れる流体と対応する前記反応部に含まれる前記蓄熱材との間で熱交換が行われる、複数の流体通路と、
前記各流体通路内の流体の流れを制御する制御部と、
を備えたケミカルヒートポンプであって、
前記制御部は、
第1期間が経過する毎に、前記複数の反応部の中から選択される放熱用反応部を順次変更していき、
前記放熱用反応部に対応する前記流体通路に対して、前記放熱用反応部に含まれる前記蓄熱材の転換温度より温度が低い流体を、前記流体通路の第1側から第2側に向けて前記第1期間に亘って流すことによって、前記放熱用反応部を、前記第1期間に亘って、前記発熱反応によって前記蓄熱材が前記流体に対して放熱する放熱状態に設定し、
前記各反応部について、前記放熱用反応部として今回選択されている期間が終了した後、且つ、前記放熱用反応部として次回選択される期間が開始するまでの間において、前記反応部に含まれる前記蓄熱材の転換温度より温度が高い流体を、前記流体通路の前記第2側から前記第1側に向けて第2期間に亘って流すことによって、前記反応部を、前記第2期間に亘って、前記吸熱反応によって前記蓄熱材が蓄熱する蓄熱状態に設定するように構成された、ケミカルヒートポンプ。
IPC (3件):
F25B 17/08
, F28D 20/00
, C01F 11/46
FI (3件):
F25B17/08 E
, F28D20/00 G
, C01F11/46 B
Fターム (11件):
3L093NN03
, 3L093PP02
, 3L093PP04
, 3L093PP19
, 4G076AA02
, 4G076AA14
, 4G076AC04
, 4G076BF10
, 4G076BH01
, 4G076CA02
, 4G076DA30
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
蓄熱構造体
公報種別:公開公報
出願番号:特願2013-142433
出願人:日本碍子株式会社
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