特許

J-GLOBAL ID：201603019055946934

位相シフタ

発明者： 前澤 宏一
出願人/特許権者： 国立大学法人富山大学
代理人 (1件)： 廣澤 勲
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2015-033217
公開番号（公開出願番号）：特開2016-158035
出願日： 2015年02月23日
公開日（公表日）： 2016年09月01日
要約：

【課題】移相特性を連続的に可変することができ、広い周波数帯域で良好な移相特性が得られるシンプルな構造の位相シフタを提供する。【解決手段】絶縁体で成る基板16の表面に信号線18及びグランド面22が形成された平面伝送線路12を備える。平面伝送線路12に対して信号線18を覆うように対向する導体板14を備える。平面伝送線路12と導体板14との離間距離dを可変制御するアクチュエータを備える。平面伝送線路12は、信号線18が発生する磁束が導体板14に妨げられてインダクタンス成分Lが低下する作用により、導体板14との離間距離dと信号伝搬速度とに負の相関関係を有する。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

絶縁体で成る基板の表面に信号線及びグランド面が形成された平面伝送線路と、前記平面伝送線路に対して前記信号線を覆うように対向する導体板と、前記平面伝送線路と前記導体板との離間距離を可変制御するアクチュエータとを備え、 前記平面伝送線路は、前記信号線が発生する磁束が前記導体板に妨げられてインダクタンス成分が低下する作用により、前記導体板との離間距離と信号伝搬速度とに負の相関関係を有することを特徴とする位相シフタ。

IPC (4件)：

H01P 1/18 ,  H01P 3/00 ,  H01P 3/08 ,  H01P 7/08

FI (4件)：

H01P1/18 ,  H01P3/00 101 ,  H01P3/08 100 ,  H01P7/08

Fターム (4件)：

5J006HB02 ,  5J012GA11 ,  5J014AA03 ,  5J014CA56

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 移相器
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-121343   出願人：日本電業工作株式会社, 株式会社アイ・エイチ・アイ・エアロスペース
• 伝送線路
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2009-071797   出願人：パナソニック電工株式会社