特許
J-GLOBAL ID:201603019064142007

ガントリー型粒子線照射装置、およびこれを備えた粒子線治療装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 大岩 増雄 ,  竹中 岑生 ,  村上 啓吾 ,  吉澤 憲治
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2012060570
公開番号(公開出願番号):WO2013-157116
出願日: 2012年04月19日
公開日(公表日): 2013年10月24日
要約:
円形加速器から出射された粒子線が、X方向のエミッタンスが小さく、Y方向のエミッタンスが大きな粒子線であり、この粒子線を照射ノズルから照射目標に照射する、ガントリーを備えたガントリー型粒子線照射装置において、照射ノズルはリッジフィルタを備え、照射ノズルに粒子線が入射する位置で、円形加速器の出射位置におけるX方向のエミッタンスおよびY方向のエミッタンスが分離されてそれぞれのエミッタンスが保たれるように粒子線が輸送されるガントリーの角度をガントリーの基準角度とし、ガントリーが基準角度の状態においてX方向のエミッタンスが保たれた方向とリッジフィルタの尾根に垂直な方向が所定の角度傾くようにリッジフィルタを設置した。
請求項(抜粋):
円形加速器から出射された粒子線が、前記円形加速器の出射位置における前記粒子線の進行方向に垂直な面内で、前記円形加速器の周回軌道面内の方向をX方向、前記粒子線の進行方向に垂直な面内でX方向と直交する方向をY方向とした場合、X方向のエミッタンスが小さく、Y方向のエミッタンスが大きな粒子線であり、前記円形加速器の出射後、粒子線輸送系により輸送された前記粒子線を、照射ノズルから照射目標に照射する、ガントリーを備えたガントリー型粒子線照射装置において、 前記照射ノズルはリッジフィルタを備え、前記照射ノズルに前記粒子線が入射する位置で、前記円形加速器の出射位置におけるX方向のエミッタンスとY方向のエミッタンスとが分離されてそれぞれのエミッタンスが保たれるように前記粒子線が輸送される前記ガントリーの角度をガントリーの基準角度とし、前記ガントリーが前記基準角度の状態において前記X方向のエミッタンスが保たれた方向と前記リッジフィルタの尾根に垂直な方向が所定の角度傾くように前記リッジフィルタを設置したことを特徴とするガントリー型粒子線照射装置。
IPC (3件):
G21K 5/04 ,  G21K 3/00 ,  A61N 5/10
FI (7件):
G21K5/04 C ,  G21K3/00 E ,  G21K3/00 Y ,  G21K5/04 A ,  G21K3/00 W ,  A61N5/10 H ,  A61N5/10 N
Fターム (4件):
4C082AA01 ,  4C082AC05 ,  4C082AE03 ,  4C082AG33

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