特許
J-GLOBAL ID:201603019456315767

ネオアジュバントベバシズマブを用いた化学療法に対する予測結果の評価

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊東 忠重 ,  伊東 忠彦 ,  大貫 進介
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-544581
公開番号(公開出願番号):特表2016-508710
出願日: 2013年11月22日
公開日(公表日): 2016年03月24日
要約:
乳癌治療レジメンを受けている患者が病理学的完全奏効(pCR)を達成するかどうかを予測するための予測結果評価テストにおいて、差次的遺伝子発現レベル情報が、TGF-βシグナル経路に属する入力遺伝子セットに対して生成される。差次的遺伝子発現レベル情報は、患者に対して乳癌療法レジメンを開始する(71)前に取得された患者の乳腺腫瘍のベースライン試料(70)からのベースラインの遺伝子発現レベル情報と、第1の用量のベバシズマブを患者に投与することによって乳癌療法レジメンを開始した後に取得された乳腺腫瘍の反応試料(72)からの反応の遺伝子発現レベル情報とを比較する。患者に対するpCRの予測は、TGF-βシグナル経路に属する入力遺伝子セットに対する差次的遺伝子発現レベル情報に基づきコンピュータで計算される。関連する予測結果評価テストの開発方法も開示される。
請求項(抜粋):
CDKN2B、ATL2、CTGF、INHBA、ID4、BMPR1A、CD1E、TFDP1、AMIG02、DDIT4、TGFB2、SPP1、CD28、PMEPA1、FAT4、KDM6B、MAP3K4、FAM162A、MYHll及びPPP2R1Bを含む群のうち少なくとも2つの遺伝子を含む入力遺伝子セットに対する差次的遺伝子発現レベル情報を生成するステップであり、前記差次的遺伝子発現レベル情報は、 (i)患者に対して乳癌療法レジメンを開始する前に取得された前記患者の乳腺腫瘍のベースライン試料からのベースラインの遺伝子発現レベル情報と、 (ii)第1の用量のベバシズマブを前記患者に投与することによって前記乳癌療法レジメンを開始した後に取得された前記乳腺腫瘍の反応試料からの反応の遺伝子発現レベル情報と、 を比較する、ステップ、並びに、 前記入力遺伝子セットに対する差次的遺伝子発現レベル情報に基づき、前記患者に対する病理学的完全奏効(pCR)の予測をコンピュータで計算するステップ、 を含む方法であって、 前記生成するステップ及び前記コンピュータで計算するステップは、電子データ処理装置によって行われる、方法。
IPC (2件):
C12Q 1/68 ,  G06F 19/20
FI (2件):
C12Q1/68 A ,  G06F19/20
Fターム (13件):
4B063QA08 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ08 ,  4B063QQ53 ,  4B063QR55 ,  4B063QR62 ,  4B063QS25 ,  4C084AA19 ,  4C084NA20 ,  4C084ZB26 ,  4C084ZC75 ,  4C085AA14 ,  4C085EE03
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • Journal of Clinical Oncology
  • Proceedings of the National Academy of Sciences of USA, 2002, Vol.99, No.10, pp.6567-6572

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