特許
J-GLOBAL ID:201603019529386110

高速炉用燃料集合体および高速炉炉心

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人サクラ国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-129682
公開番号(公開出願番号):特開2016-008890
出願日: 2014年06月24日
公開日(公表日): 2016年01月18日
要約:
【課題】MA燃焼率を高く保ちながら、ナトリウムボイド反応度の増大を抑制する高速炉用燃料集合体を提供する。【解決手段】高速炉用燃料集合体は、ラッパ管14と、ラッパ管14内の空間を中心領域10aと環状領域10bとに分割する隔壁13と、両端が閉止され長手方向に延びる筒状の第1被覆管にマイナーアクチニドおよび媒体物質の混合物を内包し、それぞれ中心領域に互いに並列に配される複数の第1燃料棒11と、両端が閉止され長手方向に延びる筒状の第2被覆管にプルトニウムおよびウランの混合物を内包し、それぞれ前記環状領域に互いに並列に配される複数の第2燃料棒12を有する。通常運転時において、中心領域10a内の複数の第1燃料棒11の出力の中心領域10aの流量に対する比が、環状領域10b内の複数の第2燃料棒12の出力の環状領域10bの流量に対する比よりも大きくなるように形成されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
一端に入口開口が形成されるとともに該入口開口の反対側の端部に出口開口が形成され長手方向に延びる筒状のラッパ管と、 前記ラッパ管内に長手方向に沿って収納されて、前記ラッパ管内の空間を径方向に中心領域と前記中心領域の半径方向外側の環状領域とに分割する隔壁と、 両端が閉止され長手方向に延びる筒状の第1被覆管にマイナーアクチニドおよび媒体物質の混合物を内包し、それぞれ前記中心領域に互いに並列に配される複数の第1燃料棒と、 両端が閉止され長手方向に延びる筒状の第2被覆管にプルトニウムおよびウランの混合物を内包し、それぞれ前記環状領域に互いに並列に配される複数の第2燃料棒と、 を備え、 高速炉の通常運転時において、前記中心領域内の前記複数の第1燃料棒の出力の前記中心領域の流量に対する比が、前記環状領域内の前記複数の第2燃料棒の出力の前記環状領域の流量に対する比よりも大きくなるように形成されている、 ことを特徴とする高速炉用燃料集合体。
IPC (3件):
G21C 3/328 ,  G21C 3/60 ,  G21C 5/00
FI (3件):
G21C3/30 T ,  G21C3/60 ,  G21C5/00 A

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