特許
J-GLOBAL ID:201603019815473519

医療用針安全装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-143855
公開番号(公開出願番号):特開2014-004282
特許番号:特許第5891123号
出願日: 2012年06月27日
公開日(公表日): 2014年01月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】医療用針安全装置であって、 針部材(2)と、シールド部材(3)と、固定部材(5)とを有し、 前記針部材(2)は、末端(23)を有する針(21)を有し、当該針(21)は、基端(PE)側を針ハブ(22)に固定し、 前記シールド部材(3)は、シールドハブ(35)と、脚部(31・32)とを有し、 前記脚部(31・32)は、上部(U)側の第1脚部(31)と下部(D)側の第2脚部(32)とを有し、当該第1脚部(31)と第2脚部(32)は、中間ヒンジ(39)を介して接続し、 当該第1脚部(31)と第2脚部(32)は、第1側部(S1)側と第2側部(S2)側に一対の脚部(31S1、31S2・32S1、32S2)として配置し、 当該一対の脚部(31S1、31S2・32S1、32S2)は、一対の第2脚部(32S1、32S2)の下部(D)側に固定部材接続部(40J)を接続し、 前記固定部材接続部(40J)は、固定部材回転促進部材(40)として、第1側部(S1)側と第2側部(S2)側の一対の回転軸(40S1、40S2)を有し、 当該一対の回転軸(40S1、40S2)は、長手方向に略円柱状の形態を有し、長手方向水平軸線(HLL)に沿って、前記第2側部(S2)側の一対の第2脚部(32S1、32S2)の下部(D)側に配置し、 前記固定部材接続部(40J)は、針(21)の遮蔽促進部材(41)として、第1側部(S1)側と第2側部(S2)側の一対の突起(41S1、41S2)を有し、 当該一対の突起(41S1、41S2)は、前記一対の回転軸(40S1、40S2)の略中腹部から突設し、 前記固定部材接続部(40J)は、固定部材回転ロック部材(42)として、第1側部(S1)側と第2側部(S2)側の一対のストッパー(42S1、42S2)を有し、 当該一対のストッパー(42S1、42S2)は、突状の形態を有し、前記一対の突起(41S1、41S2)から突設し、 前記固定部材(5)は、固定プレート(50)とシールド部材接続部(50J)を有し、 前記固定プレート(50)は、上部(U)側に前記シールド部材接続部(50J)を配置し、 前記シールド部材接続部(50J)は、シールド部材回転促進部材(51)として、基端(PE)側と末端(DE)側の一対の固定プレート軸受(51PE、51DE)を有し、 当該一対の固定プレート軸受(51PE、51DE)は、前記固定プレート(50)から上部(U)方向に立設し、前記固定プレート(50)の略中央部に形成し、 当該一対の固定プレート軸受(51PE、51DE)は、第1側部(S1)側と第2側部(S2)側の一対の固定プレート軸受腕部(52S1、52S2)を有し、 前記シールド部材接続部(50J)は、シールド部材第1回転ロック部材(53)として、第1側部(S1)側と第2側部(S2)側の一対の突起(53S1、53S2)を有し、 当該一対の突起(53S1、53S2)は、略楔状の形態を有し、前記一対の固定プレート軸受腕部(52S1、52S2)から上部(U)方向に突設し、 前記固定プレート(50)は、略中央部ないし略中央部近傍に、針の通路(55)を形成し、 前記固定プレート(50)は、シールド部材第2回転ロック部材(54)として、第1側部(S1)側と第2側部(S2)側の一対のストッパー溝(54S1、54S2)を有し、 当該一対のストッパー溝(54S1、54S2)は、前記針の通路(55)の第1側部(S1)側と第2側部(S2)側に形成し、 前記固定プレート(50)は、前記針(21)の遮蔽部材として、突起(56)を有し、 当該突起(56)は、略板状の形態を有し、 当該突起(56)は、 固定プレート(50)の前記一対のストッパー溝(54S1、54S2)の間で、前記針の通路(55)の末端(DE)側に配置し、 前記固定プレート(50)の上部(U)側に、薄肉部(56T)を介して略垂直に立ち上がるように形成し、 前記一対の回転軸(40S1、40S2)を前記一対の軸受(51S1、51S2)に装着し、 前記一対の回転軸(40S1、40S2)と前記一対の軸受(51S1、51S2)との装着部位との間に、隙間(S)を設け、 当該隙間(S)の大きさ(h1)は、前記一対の突起(53S1、53S2)の大きさ(h2)よりも大きく形成し、 前記一対の脚部(31S1、31S2・32S1、32S2)は、前記一対の回転軸(40S1、40S2)の駆動とともに連動して、第一の折り畳み位置から第二の伸張位置まで伸張でき、 前記一対の脚部(31S1、31S2・32S1、32S2)が第一の折り畳み位置にあるときは、針の末端(23)は、前記固定プレート(50)よりも下部に位置し、 前記突起(56)は、針(21)の通路(55)を解放し、前記針(21)の挿入ないし通過を許容できる状態を維持し、 前記一対の脚部(31S1、31S2・32S1、32S2)が第二の伸長位置までに伸長したときは、 前記一対の第2脚部(32S1、32S2)の一対の下部壁(32DWS1、32DWS2)は、前記一対の突起(53S1、53S2)を乗り越えて、当該一対の突起(53S1、53S2)は、前記一対の下部壁(32DWS1、32DWS2)を固定し、 前記一対のストッパー(42S1、42S2)は、前記一対のストッパー溝(54S1、54S2)と係合し、 前記一対の回転軸(40S1、40S2)と固定プレート軸受(51PE、51DE)は、前記一対のストッパー(42S1、42S2)、前記一対の突起(53S1、53S2)及び前記一対のストッパー溝(54S1、54S2)よりロックされ、 前記針(21)及び当該針(21)の末端(23)は、前記一対の脚部(31S1、31S2・32S1、32S2)の内側に収納され、 前記突起(56)は、前記一対の突起(41S1、41S2)により、押されて、針(21)の通路(55)を遮断する状態に変位し、針の末端(23)が下部方向へ移動するのを阻止し、 前記一対の脚部(31S1、31S2・32S1、32S2)は、前記第二の伸長位置の状態を維持することができる、 ことを特徴とする医療用針安全装置(1)。
IPC (1件):
A61M 5/32 ( 200 6.01)
FI (1件):
A61M 5/32 510 K
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 医療用針
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-304841   出願人:川澄化学工業株式会社
  • 針組立体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-013632   出願人:ニプロ株式会社
  • 留置針
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-287688   出願人:株式会社トップ
審査官引用 (3件)
  • 医療用針
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-304841   出願人:川澄化学工業株式会社
  • 針組立体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-013632   出願人:ニプロ株式会社
  • 留置針
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-287688   出願人:株式会社トップ

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