特許
J-GLOBAL ID:201603019846195436
可変型潤滑油ベーンポンプ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長門 侃二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-518846
公開番号(公開出願番号):特表2016-524073
出願日: 2013年06月13日
公開日(公表日): 2016年08月12日
要約:
本発明は、内燃機関のための加圧潤滑油を提供する可変型潤滑油ベーンポンプ(10)に関する。該ポンプは、ポンプハウジング(12)であって、径方向に摺動可能な複数のベーン(32)を有し、該ベーン(32)がシフト可能な制御リング(28)内で回転し、該制御リング(28)がポンプキャビティ(18)を囲繞している、ポンプロータ(30)と、充填領域(22)から吐出領域(24)に回転する多数の回転ポンプ室(191〜197)とを備え、加圧潤滑油は回転ポンプ室(192,193)から出口キャビティ(14)に吐出される。制御リング(28)は、高ポンプ容量位置と低ポンプ容量位置との間でロータ軸線(33)に対してシフト可能である。高ポンプ容量方向に前記制御リング(28)を押し出す圧力制御室(40)が備えられ、該圧力制御室(40)には前記出口キャビティ(14)からの潤滑油が充填される。潤滑油タンク(52)に圧力制御室(40)を接続するか又は非接続とする制御弁(50)が備えられている。圧力制御室(40)の圧力に抗して低ポンプ容量方向に制御リング(28)を押し出すパイロット室(54)が備えられている。出口キャビティ(14)をパイロット室(54)に接続するパイロット室通路(48)が備えられている。制御室通路(60)は、出口キャビティ(14)を圧力制御室(40)に直接に接続し、これにより、制御室通路(60,60')の最小の流路断面積はパイロット室通路(48)の最小の流路断面積の1/10よりも大きい且つ1/1よりも大きくない。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内燃機関に加圧潤滑油を提供する可変型潤滑油ベーンポンプ(10)において、
ポンプハウジング(12)であって、径方向に摺動可能な複数のベーン(32)を有し、該ベーン(32)がシフト可能な制御リング(28)内で回転し、該制御リング(28)がポンプキャビティ(18)を囲繞している、ポンプロータ(30)と、充填領域(22)から吐出領域(24)に回転する多数の回転ポンプ室(191〜197)とを備え、前記加圧潤滑油が前記回転ポンプ室(192,193)から出口キャビティ(14)に吐出される、ポンプハウジング(12)と、
高ポンプ容量位置と低ポンプ容量位置との間でロータ軸線(33)に対してシフト可能な制御リング(28)と、
高ポンプ容量方向に前記制御リング(28)を押し出す圧力制御室(40)であって、該圧力制御室に前記出口キャビティ(14)からの潤滑油が充填される、圧力制御室(40)と、
潤滑油タンク(52)に前記圧力制御室(40)を接続するか又は非接続とする制御弁(50)と、
前記圧力制御室(40)の圧力に抗して低ポンプ容量方向に前記制御リング(28)を押し出すパイロット室(54)と、
前記出口キャビティ(14)を前記パイロット室(54)に接続するパイロット室通路(48)と、
前記出口キャビティ(14)を前記圧力制御室(40)に直接に接続する制御室通路(60,60')と
を備え、
前記制御室通路(60,60')の最小の流路断面積は、前記パイロット室通路(48)の最小の流路断面積の1/10よりも大きく且つ1/1よりも大きくない、可変型潤滑油ベーンポンプ(10)。
IPC (2件):
FI (2件):
F04C14/22 B
, F04C2/344 331J
Fターム (13件):
3H040AA03
, 3H040BB01
, 3H040BB11
, 3H040CC22
, 3H040DD03
, 3H040DD23
, 3H044AA02
, 3H044BB05
, 3H044CC26
, 3H044DD03
, 3H044DD10
, 3H044DD13
, 3H044DD34
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭57-131890
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可変容量型ベーンポンプ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-047576
出願人:カヤバ工業株式会社
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可変容量型ベーンポンプ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-272956
出願人:カヤバ工業株式会社
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