特許
J-GLOBAL ID:201603019907222512

地下水揚水システムおよびそのシステムを用いた揚水方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 相川 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-212060
公開番号(公開出願番号):特開2016-079676
出願日: 2014年10月16日
公開日(公表日): 2016年05月16日
要約:
【課題】コストダウンを図り、塩淡水の境界水域が変動しても淡水の水質を確保する。【解決手段】地下水揚水システム2は、上下方向の長さL1を有する遮断パッカ14を第1第2の揚水ポンプ11、12の間に配置して索条13に取り付け、ウインチ17により索条13を井戸5の内部に吊り降ろし、第1の揚水ポンプ11を淡水域W1中に、第2の揚水ポンプ12を塩水域S1中に配置し、パッカ調圧器15を介してエアコンプレッサ16により遮断パッカ14を膨出させて、井戸5における第1第2の揚水ポンプ11、12間の連通を遮断し、揚水ポンプ制御装置18により第1第2の揚水ポンプ11、12を動作させ、淡水と塩水を揚水するようになっている。ウインチ17により昇降させる際には、遮断パッカ14を縮退させて行うようになっている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
地上から帯水層に達して構築された井戸の内部にそれぞれ上下に離間されて昇降自在に吊り下ろされる少なくとも2以上の揚水手段と、これら各揚水手段の間に昇降自在に配置され上下方向に所定の長さ膨縮自在な填隙部を有し、膨張時、填隙部を膨出させて上下の連通を遮断し、縮小時、填隙部を井戸内面から縮退させる填隙手段と、これら各揚水手段と填隙手段とを昇降させる昇降手段とを備え、各揚水手段のうち少なくとも1の揚水手段を帯水層のうち淡水域中に、他の揚水手段を非淡水域中にそれぞれ配置することを特徴とする地下水揚水システム。
IPC (5件):
E03B 3/06 ,  E03B 3/10 ,  E21B 33/127 ,  E21B 47/06 ,  E21B 43/00
FI (5件):
E03B3/06 ,  E03B3/10 ,  E21B33/127 ,  E21B47/06 ,  E21B43/00 B
引用特許:
審査官引用 (4件)
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