特許
J-GLOBAL ID:201603020191210893

高架道路用コンクリート床版の架け替え方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田中 雅雄 ,  石井 理太
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-233976
公開番号(公開出願番号):特開2016-098489
出願日: 2014年11月18日
公開日(公表日): 2016年05月30日
要約:
【課題】多様な道路規制の態様に柔軟に対応でき、しかも、短工期、低コストで施工可能な高架道路用コンクリート床版の架け替え方法の提供。【解決手段】高架道路用コンクリート床版の架け替えにおいて、複数車線用の既設コンクリート床版の道路幅員方向を一次施工部20aと二次施工部20bとに分割した架け替え区画を設定し、二次施工部20bを道路として供用可能に残した状態で、架設装置50を用いて両門型脚部51,51間に位置する一次施工部20aの既設コンクリート床版40を解体・撤去する既設コンクリート版撤去工程と、プレテンションプレキャストPC版23を両門型脚部51,51間の所望の位置まで移動させ、一次施工部20aにプレテンションプレキャストPC版23を設置するプレキャスト版設置工程とを、架設装置50を道路長さ方向に移動させつつ行い片側PC床版を構築し、片側PC床版を道路として供用可能とする。【選択図】図7
請求項(抜粋):
複数の橋桁に支持させた複数車線用の既設コンクリート床版の道路幅員方向を一次施工部と二次施工部とに分割した架け替え区画を設定し、 前記二次施工部の既設コンクリート床版を道路として供用可能に残した状態で、該二次施工部と隣接した前記一次施工部の既設コンクリート床版を除去し、その既設コンクリート床版が除去された一次施工部に、幅員方向にプレストレスを付与したプレテンションプレキャストPC版を道路長さ方向に並べて設置して片側PC床版を構築し、該片側PC床版上を道路として供用可能な状態とした後、 前記架け替え後の一次施工部と隣接する前記二次施工部の既設コンクリート床版を除去し、その既設コンクリート床版を除去した二次施工部にコンクリート床版を構築し、該コンクリート床版と既設の前記プレテンションプレキャストPC版とに連続させてPC緊張材を挿通させ、該PC緊張材を緊張することにより前記コンクリート床版にプレストレスを付与するとともに、該プレストレスが付与されたコンクリート床版と前記プレテンションプレキャストPC版とを一体化させて架け替えPC床版を構築する高架道路用コンクリート床版の架け替え方法であって、 その幅が前記一次施工部及び二次施工部の道路幅より狭く、且つ、互いに間隔を置いて配置される一対の門型脚部と、該両門型脚部に支持された軌道用梁部と、該軌道用梁部に移動可能に支持させた吊り持ち手段とを備えている自走可能な架設装置を使用し、 該架設装置を前記一次施工部内の所望の位置に軌道用梁部を道路長さ方向に向けて設置した後、 前記両門型脚部間に位置する一次施工部の既設コンクリート床版を解体し、該解体された既設コンクリート床版を前記吊り持ち手段で吊り上げ、該吊り持ち手段を軌道用梁部に沿って移動させることにより、前記既設コンクリート床版を架設装置の道路長さ方向の何れか一方側に撤去する既設コンクリート版撤去工程と、 前記架設装置の道路長さ方向の何れか一方側で前記プレテンションプレキャストPC版を前記吊り持ち手段で吊り上げ、該プレテンションプレキャストPC版を吊り持ちさせた吊り持ち手段を前記軌道用梁部に沿って前記両門型脚部間の所望の位置まで移動させ、前記既設コンクリートが除去された一次施工部に前記プレテンションプレキャストPC版を設置するプレキャスト版設置工程とを、 前記架設装置を道路長さ方向に移動させつつ行い前記片側PC床版を構築することを特徴とする高架道路用コンクリート床版の架け替え方法。
IPC (3件):
E01D 22/00 ,  E01D 24/00 ,  E01D 19/12
FI (3件):
E01D22/00 A ,  E01D24/00 ,  E01D19/12
Fターム (4件):
2D059AA14 ,  2D059GG39 ,  2D059GG41 ,  2D059GG55
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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