特許
J-GLOBAL ID:201603021233533880

漂着発泡ポリスチレンの減容化方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金倉 喬二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-176618
公開番号(公開出願番号):特開2016-050263
出願日: 2014年08月29日
公開日(公表日): 2016年04月11日
要約:
【課題】漂着した発泡ポリスチレンから熱分解油や固形燃料を得ても塩分を含むために実際に使用することはできない。また、海から回収される発泡ポリスチレンは、容積が大きく離島やへき地の海岸から都市部の処理施設に輸送するために非常なコストが必要となる。【解決手段】230°C未満の温度に加熱した植物油内に発泡ポリスチレンを投入し、セル内の発泡剤を膨張させると共にセルが熱によって軟化することでセルの強度を低下させ、発泡剤の膨張力が上回った状態でセルが破壊され、内部の発泡剤が蒸発して減容化処理を行い、同時にセルの表面に付着していた塩分を剥離させて植物油側に移行させ、塩分が植物油に不溶であることから沈降させることにより塩分を分離して脱塩処理を行うことを特徴とする。【選択図】図5
請求項(抜粋):
230°C未満の温度に加熱した植物油内に発泡ポリスチレンを投入し、セル内の発泡剤を膨張させると共にセルが熱によって軟化することでセルの強度を低下させ、発泡剤の膨張力が上回った状態でセルが破壊され、内部の発泡剤が蒸発して減容化処理を行い、同時にセルの表面に付着していた塩分を剥離させて植物油側に移行させ、塩分が植物油に不溶であることから沈降させることにより塩分を分離して脱塩処理を行うことを特徴とする漂着発泡ポリスチレンの減容化方法。
IPC (2件):
C08J 11/08 ,  B29B 17/02
FI (2件):
C08J11/08 ,  B29B17/02
Fターム (16件):
4F401AA11 ,  4F401AB08 ,  4F401AD09 ,  4F401CA13 ,  4F401CA26 ,  4F401CA48 ,  4F401CA51 ,  4F401CA55 ,  4F401CA56 ,  4F401CA57 ,  4F401CB02 ,  4F401CB15 ,  4F401CB32 ,  4F401DA16 ,  4F401EA53 ,  4F401FA01Z

前のページに戻る