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J-GLOBAL ID:201702201234615211   整理番号:17A0979768

HLA-Eを発現する多能性幹細胞は同種異型反応およびNK細胞による溶解を回避する

HLA-E-expressing pluripotent stem cells escape allogeneic responses and lysis by NK cells
著者 (12件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 765-772  発行年: 2017年08月 
JST資料番号: H0870A  ISSN: 1087-0156  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒト白血球抗原(HLA)クラスI遺伝子の多型は,同種異型レシピエントで多能性幹細胞(PSC)由来産物の拒絶を引き起こすことがある。Beta-2Microglobulin(B2M)遺伝子を破壊すると,全てのクラスI分子の表面発現が失われるが,ナチュラルキラー(NK)細胞による溶解には脆弱となる。本論文では,この「自己性の喪失(missing-self)」反応が最小多型性HLA-E分子の強制発現によって防止可能であることを示す。我々は,アデノ随伴ウイルス(AAV)を利用する遺伝子編集によってHLA-Eの遺伝子をヒトPSCのB2M座位にノックインし,HLA-A,B,およびCの表面発現を行わせることなく,HLA-E単鎖の二量体(B2Mと融合)または三量体(B2Mおよびペプチド抗原と融合)の誘導性・調節性の表面発現を実現した。このHLA改変PSCおよびその分化細胞は,CD8+T細胞から同種異型として認識されず,抗HLA抗体に結合せず,NK細胞による溶解に抵抗性を示す。この方法は,分化細胞がHLAクラスIIを発現しない応用法に汎用ドナー細胞の供給源をもたらす可能性がある。Copyright Nature Japan KK 2017
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  免疫反応一般 

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