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J-GLOBAL ID：201702205446101078   整理番号：17A0976697

熱電効果が誘起した二成分系の古典的磁気抵抗

Classical Magnetoresistance of a Two-Component System Induced by Thermoelectric Effects

著者 (6件)： ALEKSEEV P. S. (Ioffe Inst., Russian Acad. of Sci., St. Petersburg, RUS) ,  GORNYI I. V. (Ioffe Inst., Russian Acad. of Sci., St. Petersburg, RUS) ,  GORNYI I. V. (Karlsruhe Inst. of Technol., Karlsruhe, DEU) ,  DMITRIEV A. P. (Ioffe Inst., Russian Acad. of Sci., St. Petersburg, RUS) ,  KACHOROVSKII V. Yu. (Ioffe Inst., Russian Acad. of Sci., St. Petersburg, RUS) ,  SEMINA M. A. (Ioffe Inst., Russian Acad. of Sci., St. Petersburg, RUS)
資料名： Semiconductors  (Semiconductors)
巻： 51  号： 6  ページ： 766-776  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： T0093A  ISSN： 1063-7826  CODEN： SMICES  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 良質の半導体試料で自由行程が試料サイズと同程度になるといくつかの輸送パラメータに空間的不均一が生じ,輸送パラメータ,特に磁気抵抗値に磁場,電場などの勾配の寄与が生じる。粒子フラックスの分布形成,粒子温度,および粒子濃度,試料について非一様性を伴う電気中性点で二成分系の磁気輸送を調べた。電子と正孔の再結合がフォノンによるその熱交換より非常に遅いとき,電子と正孔の分布およびかなり広い試料中で結果として生じる磁気抵抗は拡散再結合によって求められる。やや薄い試料では,熱交換は決定的役割を演じる。電流への重要な寄与は非平衡電子と温度勾配に関連した正孔フラックスによってなされる。このようなフラックスの値は熱電効果,熱伝導および平衡フォノンとの熱交換の間の平衡によって決められる。結果として生じる磁場の関数としての抵抗は可変速度で増加し,いくつかの飽和部分をもつ。十分に強い磁場では,抵抗は磁場の大きさに線形に依存する。

シソーラス用語： *熱電効果 ,  *二成分系 ,  *磁気抵抗 ,  *電子 ,  *正孔 ,  キャリア ,  釣合方程式 ,  不均一系 ,  温度分布 ,  キャリア密度 ,  *熱交換 ,  輸送現象 ,  再結合
準シソーラス用語： 磁気輸送 ,  電荷キャリア ,  平衡方程式

分類 (2件)： 半導体結晶の電気伝導  (BM03043X) ,  比熱・熱伝導一般  (BL05021E)

タイトルに関連する用語 (4件)： 熱電効果 ,  誘起 ,  二成分系 ,  磁気抵抗