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J-GLOBAL ID:201702210059254766   整理番号:17A1460800

薬剤耐性結核のための強化されたエアロゾル化効率を持つカナマイシンの乾燥粉末製剤【Powered by NICT】

Dry powder formulation of kanamycin with enhanced aerosolization efficiency for drug-resistant tuberculosis
著者 (5件):
資料名:
巻: 528  号: 1-2  ページ: 107-117  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0285B  ISSN: 0378-5173  CODEN: IJPHD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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注射剤,カナマイシンは,現在,薬剤耐性結核(TB)の治療に用いられている。非経口カナマイシンは肺への直接デリバリーにより回避できる高い全身毒性を引き起こす。本研究では,L-ロイシンをもつ噴霧乾燥による吸湿性カナマイシンの高エアロゾル化可能乾燥粉末の生産に焦点を当てた。カナマイシン粉体はBuchi B290ミニ噴霧乾燥機を用いたL-ロイシンの異なる濃度(0 5 10 15および20%w/w)を用いて調製した。粉末のin vitroエーロゾル化効率,粒径,形態,結晶度,表面組成,薬物-賦形剤相互作用と含水量は,次世代インパクタ(NGI),レーザ回折,走査電子顕微鏡,X線回折,XPS,ATR-FTIR及び熱重量分析によって特性化した。粉末の物理化学的及びエアロゾル化安定性は25±2°C/15%RHと25±2°C/75%RHでの1か月の貯蔵後に調べた。カナマイシン粉体のCalu-3及びA549細胞に対する細胞毒性をMTTアッセイにより評価した。噴霧乾燥粉末粒子は,吸入可能サイズ範囲(<6.1μm)であった。L-ロイシンの粉末は形状がしわ状であり,本質的に非晶質で,低い水分含量(<5.0%)を有していた。L-ロイシンの5%(w/w)とカナマイシンは73.0±2.5%の最高のエアロゾル化効率を示した。粉末は25±2°C/15%RHでの貯蔵中に安定であり,呼吸細胞株による耐えた。L-ロイシンは,表面改質,薬剤耐性結核の効果的な治療に有用である可能性があるによるカナマイシンのエアロゾル化を改善した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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固形製剤  ,  物理薬剤学 
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