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J-GLOBAL ID:201702210107615846   整理番号:17A1181534

乾燥/再湿潤後の土壌細菌および菌類の菌体量からのりんの放出【Powered by NICT】

Release of phosphorus from soil bacterial and fungal biomass following drying/rewetting
著者 (4件):
資料名:
巻: 110  ページ: 1-7  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0628A  ISSN: 0038-0717  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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以前の研究は,土壌の乾燥/再湿潤(D/W)はリン(P)を動員する,P放出に及ぼすD/Wの影響は土壌微生物群集組成に依存することを示した。(i)菌からD/W後のP放出は細菌よりも低く,(ii)グラム陽性細菌がグラム陰性細菌よりもD/Wの影響を受けにくいという仮説を検証した。様々な程度に乾燥した人工土壌の再湿潤後の細菌と糸状菌バイオマスからの溶存有機(DOP)と無機リン(DIP)の放出を調べた。この目的のために,増殖培地で改良した殺菌土壌は二種の細菌株(Pseudomonas fluorescens,グラム陰性及びMicrococcus luteus,グラム陽性)または一つの真菌株(Penicillium chrysogenum)を別々に接種した。細菌株は50%の土壌保水容量で25日の7日間,菌類の成長させた。プレインキュベーション期間の後,微生物バイオマスP(Pmic)はクロロホルムくん蒸抽出により決定し,pF6( 100 MPa)に達するまで土壌を20°Cで乾燥5 8日であったが,対照群は50%保水容量で永久に維持された。程度が異なる乾燥では,試料を破壊的に採取し,土壌を水で抽出しDIP及びDOPの放出を測定した。D/W後の全溶存P単位Pmicの正味放出は,P.fluorescens≫M.luteus=P.chrysogenumであった。P.fluorescensの場合,正味放出は乾燥pF4( 1.0 MPa)後に既に開始し,さらに乾燥とともに増加した。M.luteusおよびP.chrysogenumに対して,正味放出の傾向はpF6まで厳しい乾燥後にのみ観察された。著者らの結果は,微生物バイオマスからのP放出に及ぼすD/Wの影響は微生物群集組成に大きく依存し,菌類とグラム陽性菌グラム陰性細菌よりもD/Wに感受性が低かったことを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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土壌生物 
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