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J-GLOBAL ID:201702210131401647   整理番号:17A1075826

インフラモニタリングへの光技術の貢献 宇宙線ミュオン散乱による原子炉イメージング

著者 (1件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 330-332  発行年: 2017年08月10日 
JST資料番号: G0125B  ISSN: 0389-6625  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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高エネルギーの宇宙線は,大気の原子核と反応を起こし,パイオンなどの二次粒子が生成される。荷電パイオンはミュオンに崩壊し,ミュオンは地表に1m2当たり1万個のフラックスで降り注いでいる。高エネルギーのミュオンは大型構造物を通過できる。ミュオンのイメージングでは,ミュオンのフラックスの減衰を画像化する。本報告では,宇宙線ミュオン散乱を利用した原子炉イメージングについて紹介した。ミュオン散乱法の原理を述べ,ドリフトチューブ検出器の利用を説明した。散乱法原子炉透視プロジェクトとして,東芝研究原子炉における実証試験や,福島第一原子力発電所測定向け検出器の開発を述べた。福島第一原子力発電所の高ガンマ線環境下でもミュオン粒子を識別できるミュオン軌跡検出器を開発した。ミュオン散乱法のイメージングにより原子炉内デブリの位置を特定できる。
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分類 (3件):
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放射線検出・検出器  ,  図形・画像処理一般  ,  原子炉の計測 
引用文献 (8件):
  • J. Beringer et al.: Phys. Rev. D, 86 (2012) 010001.
  • K. N. Borozdin et al.: Nature, 422 (2003) 277.
  • Eidelman et al.: Phys. Lett. B, 592 (2004) 1-1109.
  • K. Borozdin et al.: Phys. Rev. Lett., 109 (2012) 152501.
  • H. Miyadera et al.: AIP Adv., 3 (2013) 052133.
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