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J-GLOBAL ID：201702210182908059   整理番号：17A0518057

周期系におけるスピンおよび時間分解角度分解光電子分光のための第一原理時間依存密度汎関数理論フレームワーク

A First-Principles Time-Dependent Density Functional Theory Framework for Spin and Time-Resolved Angular-Resolved Photoelectron Spectroscopy in Periodic Systems

著者 (6件)： DE GIOVANNINI Umberto (Univ. the Basque Country UPV/EHU, San Sebastian, ESP) ,  DE GIOVANNINI Umberto (Universita degli Studi di Palermo, Palermo, ITA) ,  HUEBENER Hannes (Univ. the Basque Country UPV/EHU, San Sebastian, ESP) ,  RUBIO Angel (Univ. the Basque Country UPV/EHU, San Sebastian, ESP) ,  RUBIO Angel (Max Planck Inst. for the Structure and Dynamics of Matter, Hamburg, DEU) ,  RUBIO Angel (Univ. Hamburg, Hamburg, DEU)
資料名： Journal of Chemical Theory and Computation  (Journal of Chemical Theory and Computation)
巻： 13  号： 1  ページ： 265-273  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： W2328A  ISSN： 1549-9618  CODEN： JCTCCE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,TDDFTに基づく半周期系のスピンと角分解光電子分光法(ARPES)をシミュレートするための新しいab initio技術であるt-SURFFP法を紹介した。表面,薄膜,少数層系,および低次元ナノ構造に適用可能な第1原理から,スピン,時間およびARPESをシミュレートする新規な理論的アプローチを与えた。この方法は,任意の外部(任意)のレーザ場の影響下で表面から脱出する電子の実時間発展を記述するためのTDDFTの枠組みにおける一般的な定式化に基づいている。いわゆるt-SURFF法を周期系に拡張することにより,解析表面を通るイオン化電流のフラックスを収集することによって最終的な光電子スペクトルを計算することができる。この結果得られたアプローチはt-SURFFPと呼ばれ,イオン化過程のダイナミクスを前提とせずに幅広い照射条件を記述することができ,ポンププローブのシミュレーションを同等の立場で行うことができる。この方法の適用範囲の広い範囲を説明するために,異なるレーザ配置下でのグラフェン,単層および二重層WSe₂および六方晶BN(hBN)への応用を与えた。

シソーラス用語： *密度汎関数法 ,  *理論 ,  *角度分解分光法 ,  *光電子分光法 ,  時間分解分光法 ,  放射場 ,  光電子スペクトル ,  イオン電流 ,  レーザ照射 ,  グラフェン ,  セレン化物 ,  タングステン化合物 ,  窒化ホウ素
準シソーラス用語： *時間依存密度汎関数理論 ,  *角度分解光電子分光 ,  レーザ場 ,  イオン化電流 ,  セレン化タングステン ,  六方晶系窒化ホウ素

分類 (2件)： 一般及び無機化合物の電子分光スペクトル(分子)  (BH06091Y) ,  物理化学一般  (CB01010X)

タイトルに関連する用語 (6件)： スピン ,  分解 ,  角度分解光電子分光 ,  第一原理 ,  時間依存密度汎関数理論 ,  フレームワーク