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J-GLOBAL ID：201702210196188098   整理番号：17A1383563

東シナ海における琉球諸島周辺黒潮系暖水の乱渦誘発輸送【Powered by NICT】

Eddy-induced transport of the Kuroshio warm water around the Ryukyu Islands in the East China Sea

著者 (3件)： Kamidaira Yuki (Nuclear Science and Engineering Center, Japan Atomic Energy Agency, Tokai, Ibaraki, Japan) ,  Uchiyama Yusuke (Department of Civil Engineering, Kobe University, Kobe, Hyogo, Japan) ,  Mitarai Satoshi (Marine Biology Unit, Okinawa Institute of Science and Technology, Onna, Okinawa, Japan)
資料名： Continental Shelf Research  (Continental Shelf Research)
巻： 143  ページ： 206-218  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0830A  ISSN： 0278-4343  CODEN： CSHRDZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,二重ネスト化された配置における海洋ダウンスケーリングモデルは琉球諸島(日本)周辺サンゴ海岸における生物多様性の保存と維持における黒潮暖流が果たす役割を調べるために用いた。モデル化されたデータの比較は,最も内側サブメソスケール渦解像モデルはデータ同化無しでも総観及びメソ規模海洋構造をうまく再現することを示した。黒潮は島から約150 200km東シナ海の大陸棚外縁流,渦過渡過程は黒潮と島の間のストリップ内の材料の側方輸送に必須である。モデルは,この帯板の表面近傍の低気圧性渦上のサブメソスケールの高気圧性渦の明らかな優位性を示した。渦発生機構に関連したエネルギー変換解析は黒潮によるせん断不安定性と黒潮フロント付近の地形と傾圧不安定の両方の組み合わせは,これらの表面近くの高気圧性渦,だけでなく大陸棚外縁周辺発生する表面下低気圧性渦を誘発することを明らかにした。両方の表面と表面下の渦はサブメソスケールで適合させ,モデルの格子分解能が増加するに従って,より活性化した。渦熱流束(EHF)分析は分岐(dEHF)と回転(rEHF)成分への分解を行った。黒潮を追跡することによって温度変化輪郭に沿って現れrEHFベクトルが,dEHFは黒潮の経路に垂直な横方向輸送を測定した。診断EHF解析は非対称dEHFは,表層混合層,島への東向き輸送を促進する内で起こることを示した。逆に,混合層の下,負dEHF舌は地下西向き暖水輸送を促進するが形成される。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 熱流束 ,  海洋 ,  表層 ,  温度変動 ,  中規模 ,  日本 ,  *東シナ海 ,  混合層 ,  傾圧不安定 ,  モデル ,  モデリング ,  *渦 ,  海洋構造 ,  *黒潮 ,  大陸棚外縁

著者キーワード (5件)： サブメソスケール渦 ,  黒潮 ,  Topography ,  東シナ海 ,  ROMS

分類 (1件)： 海洋の構造・力学・循環  (DC06030G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 東シナ海 ,  琉球諸島 ,  周辺 ,  暖水 ,  誘発 ,  輸送