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J-GLOBAL ID：201702210211921808   整理番号：17A1215913

雌ロットワイラーにおける年齢固定された寿命に及ぼす乳癌と子宮蓄膿症の影響のライフコース分析:飼い犬の健康長寿を促進するための戦略としての卵巣保存予想との関連【Powered by NICT】

Life course analysis of the impact of mammary cancer and pyometra on age-anchored life expectancy in female Rottweilers: Implications for envisioning ovary conservation as a strategy to promote healthy longevity in pet dogs

著者 (5件)： Waters D.J. (The Center for Exceptional Longevity Studies, Gerald P. Murphy Cancer Foundation, 3000 Kent Avenue, Suite E2-400, West Lafayette, IN 47906, USA) ,  Kengeri S.S. (The Center for Exceptional Longevity Studies, Gerald P. Murphy Cancer Foundation, 3000 Kent Avenue, Suite E2-400, West Lafayette, IN 47906, USA) ,  Maras A.H. (The Center for Exceptional Longevity Studies, Gerald P. Murphy Cancer Foundation, 3000 Kent Avenue, Suite E2-400, West Lafayette, IN 47906, USA) ,  Suckow C.L. (The Center for Exceptional Longevity Studies, Gerald P. Murphy Cancer Foundation, 3000 Kent Avenue, Suite E2-400, West Lafayette, IN 47906, USA) ,  Chiang E.C. (The Center for Exceptional Longevity Studies, Gerald P. Murphy Cancer Foundation, 3000 Kent Avenue, Suite E2-400, West Lafayette, IN 47906, USA)
資料名： Veterinary Journal  (Veterinary Journal)
巻： 224  ページ： 25-37  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1645A  ISSN： 1090-0233  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 乳癌と子宮蓄膿症は愛玩犬における卵巣保存に関連した重要な健康ハザードである。早期卵巣子宮摘出術は,これら二種類の疾患の発生率を低下させる可能性があるが,乳癌または子宮蓄膿症の開発は,全寿命に不利に影響する程度の評価が欠けている。この知識ギャップを記述することに向けた第一歩として,北アメリカに生息していたロットワイラーの歴史的コホート研究の結果を報告した。所有者と獣医師により完成したアンケートを242匹の雌ロットワイラー,寿命卵巣曝露年数,死亡年齢,死亡の原因を含む生涯健康・医療情報を得るために用いた。寿命はこれらの卵巣関連疾患を発症した女性における短縮された程度を決定するために,寿命損失のライフコースと年間特定年齢で生存雌の残りの年間死亡までの中央値として期待定義年齢固定寿命,若年死亡率の尺度,を推定した。乳癌は19(7.9%)女性;で診断された。診断時の年齢中央値は8.5歳であった;症例死亡は37%であった。子宮留膿腫は16(6.6%)女性;で診断された。診断時の年齢中央値は5.4歳であった;症例死亡は7%であった。研究集団のためのメディアン寿命卵巣曝露は4.3年であった。両疾患を発症するリスクは,より長い卵巣曝露と共に増加したが,より長い卵巣曝露(4.3歳以上)も死亡率の全体寿命利点33%減少と関連しており,短い卵巣曝露(P=0.002)の女性よりも17か月より長く生存した。年齢固定平均余命の解析はライフコース中の時間点は,これらの条件を開発しない女性と比較して短い生存期間に関連する乳癌または子宮留膿腫の現在または将来の診断ではないことを示した。長寿欠点の欠如は,遅発性,中程度(<50%)致死(乳癌)または低(<10%)致死(子宮留膿腫)に伴う疾患の予想される結果である。これらの知見は,乳癌および子宮留膿腫の発生率を低減するための,選択的卵巣子宮摘出術のような戦略は,全体寿命に有益な影響であろうという考えを支持することに失敗する。有効寿命促進介入を見つけて実行する将来の努力は,トレードオフ考慮した特定の疾患の発生率を減少させることを検討すべきであることが分かった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： コホート研究 ,  医学情報 ,  *乳房腫瘍 ,  *卵巣 ,  女性 ,  子宮切除 ,  死亡率 ,  中央値 ,  アンケート
準シソーラス用語： *長寿 ,  生存期間 ,  発生率 ,  *健康 ,  *ライフコース ,  *子宮留膿症 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 乳腺腫瘍 ,  卵巣子宮摘出術 ,  子宮摘出卵巣保存 ,  溶射 ,  トレードオフ ,  の損失生存年数

分類 (2件)： 犬・猫  (FD06010P) ,  その他の動物病  (FE02060T)

タイトルに関連する用語 (13件)： 雌 ,  年齢 ,  寿命 ,  乳癌 ,  子宮蓄膿症 ,  分析 ,  飼い犬 ,  健康長寿 ,  促進 ,  戦略 ,  卵巣 ,  保存 ,  予想