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J-GLOBAL ID：201702210224064872   整理番号：17A1012954

対称的ホモポリマブレンドの臨界遷移に対するゆらぎ補正

Fluctuation correction for the critical transition of symmetric homopolymer blends

著者 (2件)： Beardsley Thomas M. (Department of Chemical Engineering, Department of Physics and Astronomy, and Waterloo Institute for Nanotechnology, University of Waterloo, Waterloo, Ontario N2L 3G1, Canada) ,  Matsen Mark W. (Department of Chemical Engineering, Department of Physics and Astronomy, and Waterloo Institute for Nanotechnology, University of Waterloo, Waterloo, Ontario N2L 3G1, Canada)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 147  号： 4  ページ： 044905-044905-9  発行年： 2017年07月28日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 広範囲の不変量重合指標<span style=text-decoration:overline>N</span>にわたる構造的に対称な二成分ホモポリマに対し,モンテカルロシミュレーションを行った。有限サイズスケーリング解析により,特定の臨界指数は<span style=text-decoration:overline>N</span>が増大すると期待される3D-Ising値から逸脱することを明らかにした。しかしながら,この偏差は以前のシミュレーションと一致しており,分子がシミュレーションボックスのサイズに比べて大きくなり過ぎるとき,システムが平均場挙動に乗り換えるという事実に起因できる。それにもかかわらず,この有限サイズスケーリング法は,臨界遷移の位置に対する精密な予測を与える。Flory-Huggins相互作用パラメータχに関する以前の計算を用いて,大きな<span style=text-decoration:overline>N</span>に対して,臨界点が(χN)_c=2+c<span style=text-decoration:overline>N</span>^-1/2のようにスケールすることを確証し,より重要なことは,普遍定数に関し,c≒1.5の信頼できる見積もりを抽出できたことである。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *重合体 ,  *ポリマブレンド ,  *遷移状態 ,  *ゆらぎ ,  二成分系 ,  シミュレーション ,  スケーリング【計数】 ,  臨界指数 ,  Ising模型 ,  Flory-Huggins理論
準シソーラス用語： *ホモポリマ ,  *臨界遷移 ,  モンテカルロシミュレーション ,  有限サイズスケーリング

分類 (1件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

タイトルに関連する用語 (4件)： ホモ ,  ポリマブレンド ,  臨界遷移 ,  ゆらぎ